カテゴリ:旅と温泉
去年(2009年)の夏の終わり8月下旬に有田、雑賀崎、紀三井寺あたりを廻ったときの有田川の風景
橋のうえから川面を見ると岩についた水苔をはむ鮎が見える。 あてもないけどぶらりと出かける(宿は前の日に予約しました)。 JR和歌山から紀勢本線で1時間弱、紀伊宮原駅で下車 南国の象徴か、駅前に大きな棕櫚の樹。平日の昼下がり、地方のJR線の普通列車。降りたことのない小駅で下車。駅の廻りをぶらぶら。こんな時間がお気に入りなのだ。 日帰りでも十分だが、この日はあえて泊まる。 泊まりは日帰り温泉施設を併設するホテルサンシャイン 隣は日帰り温泉施設「鮎茶屋」 そう、夏の有田川と言えば「鮎」。鮎を食べて温泉に入りたかったのだ。 「有田川温泉 鮎茶屋」 JR紀伊宮原の駅から有田川の対岸に渡る。駅から徒歩15分ぐらい。 ホテルは特に特徴はない。でも、シングルの部屋が広い。温泉も特に特徴はない。いわゆる源泉掛け流しの名湯ではない。客は地元の人がほとんどで、わざわざここの湯に入りに来る観光客は少なそうだ。地元の人の憩いの場、という感じ。夕方は作業着を着た仕事帰りの人で平日でも結構、人が入っている。 しかし、ここのサウナがいい。壁面にうばめがしの紀州備長炭が敷き詰められているそうでサウナの熱気が柔らかくなっているような気がした。サウナに入っているときは備長炭に気がつかなかったが、後で知った。 鮎も旨い。前の有田川で取れたもちろん天然鮎。塩焼きの姿かたちもすっきりしているし、身に余分な油がない。背ごしから塩焼き、姿すしまで鮎料理がずらりと揃う。 有田川を見て川風を感じて温泉に入って鮎を食べる・・・、近場でこんな夏の休みもいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.03.20 20:53:31
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