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さと式 子育て(昔ながらの育児法)

ecoティ~未来は大人もおむつが当然?!~

2010年01月11日 の日記



「 2052年さとばあちゃん80歳の日記(未来日記)」

まだまだ、こんな年になってブログ続けてる元気ばぁちゃん おさとです。
皆さまお久しぶりです。昨年末に痛めた腰ももうすっかりよくなり、
年明けは、孫のうち若い方の子たちと、元気に凧揚げなどして過ごしました。
若いころにはスポーツカイトなんていう2本引きの凧を操ってたこともあり、
まだまだ私の腕は落ちてませんよ。

昔は、「電線」といって、地上にたくさん電気や通信を送るための「線」が
張り巡らされてて、凧揚げする場所を探すのも一苦労したものですが、
最近ではすっかり空も広くなり、気持ちよく凧揚げができました。

そんな凧揚げ最中に、わたしは、ちょっとおしっこがしたくなりまして。。
今の若いみなさんは、ecoティーに慣れてるから、
それで済ませることができるでしょうけど、
私なんかはやっぱり年寄りなもんで、溜めてから出したいんですよね~。

・・・ということで、昔だったら公園などに、公衆トイレなんてものがあったので、
そこに駆け込めばよかったのですが、(駆け込むなんていうのも今の人には
恥ずかしいかしら?)、今は当然そんな公衆トイレなんてないですから
えっちらおっちらと坂を上って自宅に戻りecoティーがセットされたトイレで
済ませました。
おととし発売されたecoティーの薄さには本当に驚くばかりです。
(↑今頃まだ言ってる。。。)

 私が子どもだったころなら、公園などの野外でしゃがんで済ませたり、
もっと昔なら、女の人でも立ちションなんてこともできたんですが、
今じゃまったく見ませんね。
(当たり前ですね)。

ちょうど2012年のあの大震災より少し前ぐらいから、
「環境保護」とか「eco」とかがものすごく盛り上がって、
経済不況とあいまってかなりのブームになっておりました。
そして、日本の技術力の発展により、いわゆるecoティーが開発されました。
「ecoでセーフティーなパンティー」が語源らしいですよね。

とはいっても、当時はまだみんな排泄はトイレでするのが当然の生活をしておりました。
大人がオムツつかうなんて、老人みたい~~と恥ずかしがる人や嫌悪感を抱く人が
多かったのでなかなか普及してませんでした。
昔は、介護をうける老人にオムツを履かせてたんですよ。
だから、使うのは一部の職業の方などで、長時間トイレに行けないパイロットとか
医者とか、あと対人関係がうまくいかず一日中自室にいたままという若者も
当時は結構いたのですが、そういう人が使ってたそうです。

ですが、使用者の体にまったく悪影響を与えないecoティーは、
し尿処理による環境への影響がない、特殊吸収帯で排泄時の音も臭いも消せるという
売り文句で徐々に広まりつつありました。
若い方から徐々に広まりました。
小学校でトイレに行くのが恥ずかしいといっていた子や、
恋人の前でもトイレに中座することなく時が過ごせる、
友人達との旅行のときに最適!などなど、さまざまな利点がアピールされ、
1日1回、お風呂に入るときに付け替えるだけで、排泄のわずらわしさから開放されると
大々的にコマーシャルされるようになると、一気にecoティという言葉が広まりました。

昔は下水道処理施設というのがあったのですが、
このころから使用済みのecoティーを投入するするシューターが各家庭に
整備されるという法案の成立が急がれたりしてました。
なんせ、ecoティーならシューターから投入され、集積されたものがそのまま
自然分解され土に返り、有機肥料としても利用されるというわけですからね。
政府からの補助もあり、ecoティー自体の価格も当初からかなりリーズナブルでした。

使用する消費者にとっておも、いつ排泄しても周りに気づかれず、
体や肌になんら影響のない商品ですから普及しないわけがないわけです。

それでもやっぱり、年配の人なんかには抵抗があり、なかなか現在のようには
普及してませんでした。
が、あの2012年の大災害のときに、水が使えない環境で爆発的に老若男女に広まりましたね。

今では、下着といえばecoティーですよね。生まれてから死ぬまで人間は当然のように
ecoティーなしには生きられない。
そんな今の若い方には、本当に信じられないかもしれませんが、
ほんの40年前までは、私達はおしっこもうんちも体の中にある一定量溜めておいて、
そして、一日に数度トイレという決まった場所でまとめて排泄してたんですよ。
出すのを我慢することができたんですよ。み~~んな。赤ちゃんも。
犬もそうですよ(笑)。
昔は犬だってecoティー履いてなかったんですよ。今みたいな条例とかなかったですしね~。

お店にもレストランにもコンビニにもトイレがありました。
公園や街中にも公衆トイレというものがありました。
もちろん、それを掃除する人もいました。
(↑本来は使った人が自分で掃除するものなんですがね)
え~~~!!ほかの人の使ったトイレを掃除するのなんて信じられな~い!でしょうね(笑)。

私が長女を育てたときなんて、おむつ(今で言う「beby ecoティー」)をはずして、
赤ちゃんでもトイレで排泄できるんだよなんてブログで紹介して
ちょっとした「花ちゃんのお尻ブーム」みたいなものがあったものです。(あぁ懐かしい)

もちろん今でもecoティー使ってない人もたくさんいると思いますが、
面と向かってわざわざ言う人はいませんよね。
そうゆうことをわざわざいうのは、さとっぺくらいです。←昔から(恥)。

今年は、一番上の孫が赤ちゃんを出産しますので、実はそのひ孫もトイレでおしっこ
させてみようかとみんなで話して盛り上がってます。
な~んて書くと、ecoティーがあるのに時代に逆行してるとか、
時代錯誤だとか、処理法ももうなくなってるのにどう処分するんだとか
ecoティーに慣れさせないのはエゴだとか、いろいろ批判されそうですが、
赤ちゃんなりに溜めてから出した「体からのお手紙」は、
ちゃんと丁寧にecoティーに包んで処理しますので
また温かく見守ってください。

やっぱり、どう考えても、排泄物は溜めてから出したほうが気持ちいいし、
それが自然だと思うんだけどな~~~とつぶやいてみる さと 数え80歳のお正月でした。

ではでは。


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