株式投資の世界(~目指せ自由人)

2015/04/25(土)17:56

利益を継続していくには・・・。

株相場(938)

株式売買において、 利益を継続できる人と、できない人の違いは何なのか? トレードで利益を出すという事は、初めてトレードをした人でも、偶然にできることがあります。 自分もそうでしたが、相場状況が良かったり、運が良かったり・・・。 ビギナーズラックという言葉があるように、ド素人でも利益を出せることがあります。 しかし、一時的に利益を出すことはできても、 継続して利益を出す、出していくことは、なかなか難しいことです。 それは何故かというと、あるモノが欠けているからなんです。 そのあるモノとは、 「資金量」 「銘柄選択眼」 「指標がよい」 「運」 答えは全てノーです。 では、利益を継続するために必要ことは何か? それは、「売買の根拠」なのです。 ・銘柄を選ぶ根拠 ・エントリーする根拠 ・利益確定する根拠 ・損切りする根拠 その全てを積み重ねているのです。 例えば、 何故この銘柄を選んだのか? と聞かれたら、最初ほとんどの人がそうであるように、 「いやなんとなく、雑誌で良いって言ってたんで」とか 「アナリストがいいって言ってたんです。」とか 「業績が良いみたいだから、なんとなく上がりそうな株なんで・・・」 ということは言います。 これでは、明確な理由、根拠がないですよね。 「この銘柄は、今後リバウンドして上がる確率が高いということ」 「自分が使っている指標がはじき出したので、マークしています」 「この銘柄は出来高が増えてきているので、明日辺り、前回の高値を超えてブレイクしていきそうだ」 という、なんとなくではない、明確な理由があります。 他にも、 「何故、ここの株価でエントリーしたのか?」 と聞かれれば、 「すでに決められたルールに従ってエントリーをしています。  そのルールの検証は済んでいるので、 エントリーしない理由がありません」 と、答えるでしょう。 さらに、 「何故、損切りしたのか?」 と聞かれれば、 「ここで損切りするのは、売買ルール上想定内で20回ほど繰り返せば、最後はトータルで利益が出ます。 だから損切りしました。」 と、なります。 このように、売買する全ての行動に対して、根拠を持ち行動が出来るのです。 この根拠が集まったものが売買ルールと呼ばれるものです。 「根拠」の積み重ねが売買ルールなのです。 「銘柄を選ぶ根拠」 「買う根拠」 「売る根拠」 「損切りする根拠」 そして、手にした売買ルールを徹底して守っていくことが大切です。 そうなれば、利益が継続するのが当たり前という感覚が分かります。 プラスの期待値の売買ルールさえあれば、あとは淡々とトレードを繰り返すだけ。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る