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カテゴリ:株相場
◆旭化成、「心肺蘇生事業」が急成長した舞台裏
買収から5年、高値づかみの評価をくつがえす 石油化学や繊維、住宅、電子部品など多様な事業を展開する旭化成にあって、ある意外な事業が急成長し、存在感を増している。“心臓突然死”の危機に見舞われた患者を救う救命救急の医療機器事業だ。 事業を担うのは2012年春に買収した米国のゾール・メディカル社。昨2016年度の同社の業績は売上高が12.7億ドル(約1380億円)、営業利益は2.6億ドル(285億円)といずれも連続して過去最高を更新した模様。旭化成の子会社になってからの5年間で、売上高は倍以上に増え、営業利益も3倍以上へと拡大した。 買収金額がゾール社の純資産額よりも非常に大きかったため、決算で償却対象となる「のれん代」が約1100億円も発生。それとは別に償却が必要な無形固定資産分も含めると、旭化成の決算上はゾール社関連で年間100億円超の償却が15年以上も続く。「これではかなり先まで収益貢献が期待できない」というのが大方の見方だった。 ところが、ゾール社はそうした予想を大きく覆した。冒頭で触れたように、同社の業績は急速に拡大。旭化成の決算上はのれんなどの償却分が差し引かれるが、それでも2016年度の営業利益への貢献は150億円前後に及んだ模様。多額の償却負担で業績に貢献しないどころか、今や旭化成のヘルスケア部門の収益を支える大黒柱となった。 なぜゾール社は急成長が続いているのかーー。製品拡充のための買収や海外展開も売り上げ拡大の一因だが、最大の牽引役は米国で普及が進む「Life Vest(ライフベスト)」だ。 「ライフベスト」は、心臓突然死のリスクを抱えた患者が日常生活で着用する自動除細動器。着用患者の心電図を常時監視・解析し、不整脈の中でも特に危険な心室頻拍や心室細動を検出した場合、アラームが鳴り、自動で電気ショックを与えて患者の心臓の動きを正常に戻す。担当医師はインターネットを通じて、患者の着用状態や電気ショックが作動した前後の心電図なども確認できる。 通常、重症の不整脈患者を心臓突然死から救う手段としては、ICDと呼ばれる小型の自動除細動器を体内に植え込むケースが多い。ライフベストはその手術までのつなぎ期間や、早期の心筋梗塞など投薬や手術で治る可能性がある患者の観察期間中に使用される。このため、2~3カ月のレンタルが基本。料金は1カ月当たり平均3300ドルと高額だが、米国では多くの民間保険の適用対象になっているという。 オンリーワン製品のライフベストを武器に業績拡大が続く米国ゾール社。「成長のスピードは予想した以上。少なくとも今後数年間は2ケタ成長の継続が見込める」と小堀秀毅・旭化成社長の期待も大きい。ヘルスケア部門だけに止まらず、旭化成の全社業績を牽引する事業になる日も近そうだ。 ちょっと考えさせられる本、 応援の意味も含めて購入! 減煙のために愛用中! 12月9日から使用しだして、15本吸っていたタバコが今は5本に。 奇跡の脱臭・除湿炭 半永久使用可 頭、肩、首をコロコロとマッサージ。 これは、すごく気持ちがいい。 元気の健康の源! HERBALIFE 興味のある方はクリック 今までで、楽天グループからBIG 1等6億円&10億円が75本誕生! 目指せ1等6億円! 昨年 13回当選 今年に入り 0回当選 いつ6億円当たるのか楽しみ 感謝します 中村アンさん プロデュース 目を癒してくれてかなりいいかも 読みどころ満載! ◆再びリスクオンの相場 今週の日経平均は上昇。目先のリスク要因を一つずつクリアするごとに、リバウンド基調が強まる格好となり、一時3月24日以来、約1ヵ月ぶりの水準を回復した。注目されていた23日の仏大統領選第1回投票結果は、EUの枠組みの堅持を前面に掲げるマクロン氏が決選投票に進むことが確実となり、リスクオンの流れから為替市場では安全な資産としてこれまで買われてきた円を売る動きが強まり、円相場はドルやユーロに対し大きく値下がりした。朝鮮人民軍創軍85周年を迎えた北朝鮮では、緊張が続くものの一先ず核実験や弾道ミサイル発射などの動きがみられなかったこともあり、次第に地政学リスクへの警戒が和らぐ格好。その後も米国の税制改革案への期待のほか、28日に期限を迎える暫定予算にむけてメキシコ国境の壁建設費の予算計上を先送りにしたこと等が材料視された。週末こそ暫定予算の行方を見極めたいほか、国内では決算発表の第1弾ピークとなったこと、さらに大型連休を前に積極的な売買は手控えられたが、下値の堅さが意識されていた。 ◆連休谷間は基本閑散 来週は連休の谷間で5月1日、2日の2日間の取引となる。まずは28日の米国の暫定予算期限の行方は、米上下両院5日を期限とする1週間のつなぎ予算を可決。短期のつなぎ予算でひとまず政府閉鎖を回避した一先ず通過材料となることから、2日間の商いとはいえ、トレンドが強まる可能性がありそうだ。また、連休中2、3日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるほか、5日に4月の米雇用統計が発表され、同日にFRBのイエレン議長が講演する。先高期待が高まる可能性があり、わずか2日間ではあるが、海外勢のリスクオンの流れが強まるようだと、日本の週後半の休日分を前倒しで資金が流入する思惑も高まりそうである。 しかし、北朝鮮情勢については、29日午前、弾道ミサイル1発を発射したと伝えられた。北朝鮮内陸部に落下したと推定されることから、失敗に終わったようだが、緊張がくすぶる中では積極的なポジションは取りづらい面はある。そのため、基本的には商いは膨らみづらく、1日、2日については決算発表も少ないため、第1弾のピークとなった28日発表分の決算結果を手掛かりに短期資金が集中することになろう。また、7日にフランス大統領選挙の決選投票が行われるほか、9日には韓国大統領選挙が行われる。フランス大統領選については、市場はマクロン氏を織り込んでいるとみられる。ただし、マクロン氏とルペン氏の2人の候補にとっては、1回目の投票でそれぞれ20%前後を得票した中道右派のフィヨン氏と急進左派のメランション氏に投票した有権者をいかに取り込んでいくかが勝敗のカギとなっている。こうした中、メランション氏の支持母体は、「民主的ではないルペン氏に投票するという選択肢はない」と述べており、サプライズを警戒する流れも意識されそうだ。 ◆連休明けから上昇相場で日経平均2万円へ 連休明け後はこれら要因が通過していることから、改めて先高期待が高まる可能性がありそうだ。4月第3週(17-21日)の投資部門別売買動向では、海外投資家が現物・先物合算では売り越しだったが、現物としては3週連続の買い越しとなった。先週の上昇局面では景気敏感セクターの強さが目立っていたこともあり、日本株に対する買い越し基調への転換が期待されることから、需給面での下支えとして意識されそうだ。また、連休明け後の5月2週は、決算発表のピークを迎え、8日から12日までに1950社超の企業決算が予定されている。ソフバンクG<9984>、トヨタ<7203>、日産自<7201>、KDDI<9433>など主力処の決算が集中するが、足元での決算では概ね良好な結果が目立っている。低迷するトヨタ辺りがアク抜けとなれば、投資家のセンチメントの改善につながろう。また、決算、決算説明会を経て、自社株等の株主対策を発表する企業などには、短期筋の資金が集中することになりそうだ。 保険料が5,000円も安くなり、ポイントも貰えました。 温泉旅行! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/04/29 06:14:50 PM
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