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北欧(管)釣り・食 日記

北欧(管)釣り・食 日記

タラ三昧

去年の冬はタラ(マダラ)三昧。

魚を下ろすのが、マジで上手くなりました。毎週釣ってきたので。日本に帰ったときに、実家からボロボロの出刃包丁を持ってきたので、それが大活躍。冷凍庫は常にフィレされたタラで一杯だったのだ。

で、タラはどのように食すべきなのか?今日は、写真交えてランキングです。誰か、美味しい食べ方教えてください。

第一位。肝の酒蒸し(セカチューみたいだな。古くてごめんね)


マジで旨い。っていうか、アンキモより旨いと「美味しんぼ」にあるとおり。(所詮グルメといってもこのレベルだす。)
オスメスに関わらず、12月から2月のベストシーズンに釣れるタラにはどれも巨大な肝が入ってる。いやあ、綺麗です。両手に溢れるくらいの大きさです。
タラのキモ
この写真は、酒をふった後で、あとちょっと血が廻ってますけど。これは、活け〆をしないと、全くダメです。〆が甘いと、サカナが暴れその分血がキモに回ります。ちなみにコレを蒸すとどうなるでしょうか?
→ 真っになります。

下準備としては綺麗に血と血管を落として、塩を振って、酒をまぶす。そしてしばらく置くだけ。だた、蒸すのがなかなか難しい。何度、失敗したことか。一度は電子レンジを使って、ものの30秒でぜーんぶ脂が落ちたっけ。

当たり前だが、器に酒ごといれて、お湯の沸いたナベに掛けるか、蒸し器に掛ける。全くの知識ゼロからここにたどり着くには5匹程度のタラを要しました。

成功するとこんな感じ。
肝の酒蒸し
ポン酢とネギでガッツリ頂きます。キモもでかいし、一人身なので切り分けません。酒や焼酎にあうことあうこと。そのコッテリさたるや、フォアグラ並みです。

感想: ヤバイの一言。

でも、でかすぎて食べきったことはありません。誰か、食べにきてください。

第二位。ムニエル意外でしょ?見た目が普通なので、写真はありません。
おろして骨を取り除いた、ほとんど透明な切り身にシオ+コショウ。皮はひかない。そして薄く粉をまぶして、あとはバターでこんがり焼くだけ。たのぞう的には、最初に火を強目に焼いて、中身はうっすら火が通ったくらいに仕上げるのが大好きです。

感想: 噛みしめるたびに口に広がる旨みとコク。

箸かフォークを入れると、キメの細かい身であることがよく分かります。そして、口入れるとなんともいえない、味わいが広まります。また淡白すぎる分、バターがこってり感を補って、とても美味しい。火を通すと、硬すぎず、とてもよい食管とうまみが出てくるようです。

似た感じとしては、カレイないしヒラメのムニエルでしょうか。でも、新鮮な分、そして自分が大好きな分、僕は自分の作った料理に軍配を上げます。

第三位。なべやっぱし、冬の醍醐味でしょう。でもね、一人で食ってたから、寂しさも大きくなるので、第三位です。

なべセット。
たらなべ
一人で食うのに、ここまで綺麗に並べてしまう自分が本当にキライになりました。誰もほめてくれないし。今年は、家族で食います。

写真見たら、ちっちゃなタラコが映ってますね。女の子だったみたい。でも、このタラコは結構赤いでしょ?スーパーで見かけるのと違って。アレはスケソウダラなんだとか。一応、食してみたけど、キメはタラコより細かい。(成長してないからかもだけど)時雨煮意外はあまり旨くなかった。塩焼きとかね。

一度、大きなオスを書けたときには白子がヤバかったです。湯引きとナベ両方やりました。これも両手にあふれる大きさ。食べきれなくってゴメンナサイでした。

通常は、昆布だしにポン酢で食べてましたが、一度は処理に困った肝をナベに溶きこんで、味噌仕立てにしました。すこし生くさくなってしまったのだが(これは、たのぞうの料理の腕のせいだと思う。)、こってりして絶品でした~。

感想: 一人で食うもんじゃないね。

第四位。Poached Cod Egg Source(茹でたタラの卵ソースかけ)
これは、ちょっと手が込んでいる。
簡単に言うと、お湯を沸かしてセロリ、たまねぎ、ハーブと塩で味を調えたあと粗熱をとり、タラの身をこのスープあっためる。たらに火が通り、水に旨みがでたところで、このスープに刻んだゆで卵を入れて煮詰めたものを掛けて食べる。詳細説明は、インターネットに任す。

感想:これねえバカウマ。ムニエルのバターと同じ役割を卵ソースが果たすわけ。

コレは家族3人で食ったけど、相当な量が食べれます。

たのぞうイチオシのメニュー。


第五位。Fish & Chips
2kg程度の小物なら、一匹全部食えます。作り方は簡単。
3枚に下ろしたタラの身を、適当な大きさに切る。一応スティック状にすると雰囲気が出る。シオ+コショウの後、どろどろに溶いた小麦粉のタネを作成し、べとべとつける。あとは油であげるだけ。

このとき、あげすぎないのがポイントだが、衣はクリスピーが身上のたのぞうは、そのバランスに苦労しました。

ケチャップ、タルタル、マヨネーズをベタベタに塗って、イモフライと食うのがウマいです。お供はビールで。サカナをおろして、ダイレクトにフィッシュ・アンド・チップスになっってしまった例は、タラの中でもあまりいないと思います。釣り上げてから、3時間以内にはフィッシュ・アンド・チップスになってました。

感想:新鮮な魚だと、こんな料理でも、まいう~。

第六位。揚げ魚のアジア風バゲットサンドを改良して、白身魚のベトナム風マリネのオープンサンド
これは、母にもらった「デリカフェ イデアルの 野菜たっぷりカフェのおそうざい」(別冊家庭画報)に出てたもの。
作り方は、粉をして揚げた切り身の一口大タラを、プチトマト・カイエンペッパー、コリアンダー、砂糖、ニョクマムで和えたものをパンにのせるだけ。これは、サカナというよりもトータルの味付けのウマさ。
本当は、冷凍の魚で十分だけど、さすがに飽きるので。弁当のおかず(自作)にもしょっちゅう登場してました。

感想:ああ、東京のカフェにいきたい。

第七位。タラと野菜のポトフ。
これは、風邪を引いたときに重宝しました。作り置きがきくので、大量作成して、毎日食べたものです。
ジャガイモ、にんじん、たまねぎ、ベーコン、セロリ、ブロッコリー。とにかく、野菜を大量投入して、煮るだけ。味付けは、塩+コショウ+月桂樹の葉で、足んなければコンソメ入れるくらい。

感想: ホッと一息つく、滋養系のおいしさ。でも、ホームシックになるね。


そんなもんかなあ?あとは、色々やったけど、そんなに記憶に残ってません。

今年も、ガンガン釣りまっせ!

タラのたのぞう的ウンチク:
タラの身には、全く脂が乗っていません。お湯で煮たとしたら、一滴も脂が浮いてこないんです。全ての脂分は、肝に終結。そのコッテリさたるや、フォアグラ並みです。


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