北欧（管）釣り・食　日記

この前キッチンのワインラックを整理していた時のこと。

上の方の空いているラックにワインを納めようとすると何かが当たって入らない。料理に使う白ワインをテキトーにつっこんである所だ。

？？？なんか入ってるぞ？？？

と思って手を突っ込むと、ちっちゃな丸いビンが出てきた。あれれ？フランケンじゃん。

奥さんは「フランケン？」と目をぱちくり。

よーく、思い出してみると去年の6月くらいに、スウェーデンからクルマで旧東ドイツに入って、それから旧西ドイツ経由して、デンマークを廻ったときに寄ったLubeckという街で買った奴だ。しかも、なぜかハーフボトル。まったくもって意味不明。

何はともあれ、オイシそうに見えたので冷蔵庫に入れておいたものを今日栓を抜いてみた。ラベルもよく見ずに、フランケンが欲しくて買った奴で勝手に辛口だと思い込んでいた。

それを注いで見ると、なんと黄金のとろっとした液体が出てくるではないか？もしや？と思って飲んでみると、まるで蜂蜜のような甘さ。殆ど、アイスワインとかその手の感じなのだが、さらっとしてて、とにかくウマイ。



というわけで、今日の一本。

ビュルガー・シュピタール醸造所謹製

ビュルツベルガー シュタイン リースなんちゃら　アウスレーゼ



楽天でも、似た奴が売ってた。どうやら、この高い奴の隣の畑のものらしい。

目くらで買ったのにとても美味しかったし、日本でも売ってるというところで意味もなく喜びを感じてしまい、オイラは小さい人間だなと改めて思いました。もちろんウンチクが分かったこともね。