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カテゴリ:河釣り
さてさて、暑い日々が続いたこともあって、暫く釣りとは無縁だったのだけれど、先週思いがけない書き込みでFF魂を刺激され、急にムラムラとしてしまったのだ。
そんな訳で、このクソ暑い中可能性のある釣り場を検討したのだが、遠征して裏切られる可能性を考えると悲しいので、ダメでも家族イベントにとっととアタマを切り替えられる近場の管釣りにしたのだ。しかも天気予報では週末に雨が降るとのこと、1週間以上日照りの続いた事を考えると、少しは水温も下がって、虫も出て、活性が揚がるに違いない。などなどと期待は膨らむばかり。 さてさて、何処に行ったものかと考えて、行ったことのないところにしてみようと思って、ある場所を選択。さっそく、日曜にりゅうへい君を連れて、釣りキチ仲間と出かけてみたのだ。地図を頼りに、麦畑の中をひたすら疾走すること数十キロ。やっと付いたのは、かな~り鄙びた管釣り。道路に看板だけが出てる。しかも全く人の気配がない。車を降りて藪の中を進んで釣り場を目指す。 ついてみると、池の前に小さな箱が。ハコを空けると、電話が一台と金庫が1つ。どうやら、自己申告らしい。肝心の池を見渡すと、水面にライズがあるどころか、藻がびっしり。泡まで浮いていて、こりゃあFF不能と判断。 ガ~ソ。 こんなんで釣りが出来るかあ~っ!!っていうか、池の手入れもしないで管釣り気取るなっ!! と友達と悪態をつきつつ、いつものHelsingborgのRausに移動。 程なくRausについて、早速釣りを開始。もちろん、ドライから試します。準備の最中に数回のライズを確認。前もって、近所の釣具屋で聞いておいたスーパーピューパで行ってみる。よく見ていると、結構ライズリングが出てる。これはと思ってキャストすると、一投目で、数匹のサカナが出てきた。 おお~!!! たのぞうは、既にアドレナリンどぱどぱです。 しかし、上手く乗らなかったので、打ち返す。すると、ヌ~っと出てきたレインボーが静かにフライを咥えてもぐる、ゆっくりあわせて第一匹目をゲット~。しかもよいファイトを見せる! しかーし!! 焦っていたのかすっぽ抜け。よく見てみると、ティペットの結びが甘かったらしい。単純ミス。っていうか、フライを無くしたのが痛い。 落ち着いて、結びなおして再度投げると、すぐにヒット。慎重にやり取りしながら、りゅうへい君を呼ぶ。いきなりのヒットに大歓声のりゅうへい君にはランディングを担当してもらうことに。りゅうへい君はなかなか、網ですくうことが出来ずに苦労の末にあげると結構大きなメスでした~。 しかも、ナゼか卵を持ってる。お尻から、イクラちゃんがこぼれてきました。りゅうへい君たっての希望で、キープして食すことに。でも、その場で写真取り損ねちゃったのね。 57cm。2.5kgくらいかな。まあ顔は猛々しくないです。 その後も、順調につり進み6匹程度がヒット。友人も5匹のヒットを飛ばし、りゅうへい君は釣りよりも、大人たちのサカナのランディングに大忙し。今日は余裕で、つりながら写真も撮ってみた。 ファイト中。 息子はランディングに夢中 そんなライズタイムも最初の1時間程度で終了。日が昇り、暑くなってきたらマス君たちは底の方へ姿を消し、渋い時間がやってくる。すでに満足してるので、りゅうへいくんの虫取りに付き合ったり、木陰を探しながらフライを変えながら釣りをしていると、水面に見慣れない魚影が!! よーく見ると、でっかい鯉。知らないうちに管釣りのオヤジ(→ちなみにこの人相当のFF達人)が投入したらしい。しかし、でっかいのばかり。見た目に80cmくらいある奴が泳いでる。 投げてみるとフライに興味は示す様子。警戒心は強いので、適当に距離を置いてニンフを打ち込んでみると、スーッっとラインが引き込まれる。これは、フライを吸いこんだに違いない!! しかし、鯉こそ焦りは禁物、二呼吸おいてから、静かに合わせ。すると、異変に気づいたサカナが一気に走りだす!!!みるみる内にラインを出され、生まれて初めてバッキングまで持って行かれた。マスとは段違いのパワーなのが良く分かる。でも、サカナの大きさがわからないだけにティペットが切れそうで怖い。慎重にやり取りをするが、まったく衰えを見せず、やり取りを継続。ラインブレイクが怖いので、余計に時間を掛けて友人にやっとランディングしてもらった。 確かに鯉。さほど大きくないが、十分なパワー。でも、中国で見るような、そう、フナをでかくしたような鯉でした~。嬉しい外道のキャッチ。楽しかった~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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