枡形山♫
5月21日(水)初夏の花を求めて、新潟、長岡市の枡形山に行って来た。花立コース登山口駐車場から萱峠コースで枡形山、萱峠へ登り下山は花立峠を通って駐車場へ戻る。反時計回りの周回コース。下山途中、花立峠で時間を見て、余裕があれば往復1時間弱の鋸山に登る計画。30台くらい止められる駐車場は平日なのに我らが行った時には満車に近いくらいだった。男女1つずつのトイレは仮設とは言えトイレットペーパーはもちろん、便座除菌クリーナーも完備した清潔感あふれるトイレだった。歩き始めてしばらくすると、小川を渡る。橋を渡ると、可愛いニリンソウが群生していた。天狗岳でニリンソウ群生地が崩落で見られなかったので幸先良いと思った。時々せせらぎがあって水芭蕉があったけどもうみんな終わりだった。しぶとく咲き残ってくれていた唯一の花。白いイカリソウがたくさん咲いていた。トキワイカリソウと言うらしい。ショウジョウバカマは、皆もう咲き終わって茎をのばして種をつけていたが時々、まだ花の咲いているのもあった。「ここはチゴユリロードですか?」と言うほどチゴユリがたくさん咲いていたけど、後で見たら写真はあまり撮らなかったらしい。斜面沿いに残雪の残る平坦な道に出る。左側が開けていて、谷を挟んで反対側の斜面が見える。反対側の斜面をタニウツギ越しに眺めた。エンゴサクも水色の花をたくさん咲かせていた。コワ清水に到着。水分補給もせず、前進!山桜だろうか?サンカヨウ、見つけた~登り始めた時には、周りの草花が朝露に濡れていたけどサンカヨウはお陽様を浴びて、全然ガラスじゃなかった。でも、きれい。ここにも見つけた~今度はカタクリの群生。もうみんな咲き終わって実を付けていたけどここはきっと雪解けが遅かったんだな。可憐なカタクリのアップ。ついでにトキワイカリソウのアップも。こちらも美しい。いろんな場所で咲き誇っていた。残雪を横切って、ブナ林の中へ入っていく。少し山の中に入って今度は斜面にイワカガミがワシャワシャ咲いていた。斜面に咲いているので、見上げるといつもうつむいて咲いている花の中がしっかり見えてちょっと目玉おやじの集まりみたいにも見えた。気持ちの良いブナ林を歩く。枡形山へ登る道と、枡形山を巻いて萱峠へ行く道の分岐点に来た。往路は巻き道を、復路は枡形山山頂経由を歩くことにした。萱峠に到着。展望が開けているが、残念ながら今日は山が霞んでいる。残雪を湛えたハナコや巻機山などが見えるはずだが、霞んでいる。萱峠から枡形山へ引き返す。途中で可愛い花を発見!Googleレンズで調べたら、カエデだそうだ。カエデの花ってこんなに可愛いんだ。枡形山山頂着。ここは展望もあまりなく、登山道の途中と言う感じだった。枡形山を下ったあたりにヤマシャクヤクが咲いているはずなんだけどどうやら見逃してしまったらしい下山途中で、さっき歩いた左側が開けた道が見えた。遠くにはぼんやりだけど麓の街が見える。長岡市かな?すれ違う登山者が根曲がり竹のタケノコを持っていたので私も真似して採取してみた。地元のご夫婦と少し話をして採取したタケノコを見せ合ったら私が採ったのは随分細かった。そしたら、奥さんが自分で採ったタケノコを袋ごと下さった。何とありがたい花立峠まで来た。ベンチに座って少し休憩。花立峠を下ってすぐにキクザキイチゲを一輪発見。まわりにエンゴサクも。そして、またまたサンカヨウ。こちらも乾いてガラスじゃなかった。勤務中に通学路で最近よく見かけるジャガイモの花に似てるようなオオカメノキかと思ったが、葉がハート形じゃないからヤブデマリかもしれない。山藤と鳥滝。登山道からちょっと逸れたところにあった。そして、ツリバナも見つけた。高いところだし、風に揺れて撮るのが難しかった。山歩きをしていて初めて気づいた。かわいらしい。午後1時ごろ下山完了。霞んで残雪の山々が臨めなかったのが残念だけど初夏の花をたくさん見られて良かった。タケノコも採れたしタケノコはトースターで焼いてマヨネーズで食べた。自分で採ったのを初めて食べた。美味しいのと細くて筋張ってるのとあった。