五島列島つばきマラソン♬
1月に12キロを2回走ってやはり脚の具合が良くない。整形外科に行くと、膝軟骨のすり減りでドクターストップ医者の言うことを聞いて全く走らなかったが、五島列島つばきマラソンは半年も前にエントリーしたので、観光がてら、主人にくっついて行ってくることにした。一昨年の福井さくらマラソン、去年の鹿児島マラソンと同行したラン友M氏と3人での参加だ。3月1日(日)昨日の雨模様から一転、良いお天気会場は、道の駅 遣唐使ふるさと館。ごとりん&つばきねこ が出迎えててくれた。ガチガチにテーピングを巻いた脚の具合を気にしつつ、スタートラインに立った。同日に行われた東京マラソンの参加者が3万9千人。この大会の参加者は3百人。130分の1だ。スタートのブロック分けもなく、一番後ろに並んでもタイムロスはほとんどない。要項に関門についての記載がなかったので近くに並んでいた女性に尋ねると半分の21キロで12時閉鎖、それだけだそうだ。「21キロを3時間で走り切れば、残りの半分は4時間かけて歩いても大丈夫ですよ。」と。そうか、まずはハーフを3時間で頑張って走ってみよう!福江島はつばき祭り期間中で、ツバキの花が至る所に咲いていてきれいだった。コースにはトンネルもいくつかあった。トンネルの入り口には福江島ゆかりのレリーフが彫られている。ここは、ばらもん凧。福江島に伝わる、男子の健康や魔除けを願って揚げられる伝統的な凧だ。ここを走っているときは、ばらもん凧が背中を押してくれているみたいに追い風が吹いていた。海岸沿いに出た。昨日、福江島に着いて夕日を見ようとドライブしてきた魚津ヶ崎(ぎょうがさき)公園。この辺りは、スタート地点で関門を教えてもらった2人の女性とおしゃべりしながら走った。左は長崎の方で、この大会3度目。景色の良いところや急坂の場所など色々教えてもらった。右は愛知から。来週は名古屋ウィミンズだそうだ。菜の花や水仙が至るところに咲いていて、満開だった。エイドのバナナ。リーズナブルの大会なので豪華なエイドはなかったがビリの方の私でも品切れはなかったし、「たくさん食べてって」と、いつも言ってもらった。バナナのところには、確か梅干しもあった。そこから次のエイドまでは景色の写真を撮ず、ひたすら走った。2人の女性たちは前に行ってしまったけど、マイペースで走った。楠原教会近くのエイド地点。五島のミニトマト。チョコレートはポッケに入れて、ホテルで主人にあげた。楠原教会。写真を撮っていたら、「軽トラが邪魔だねぇ」と地元の人が声を掛けてくれた。「全然大丈夫ですよ~」と言うと、「俺たちの教会なんだ」と教えてくれた。何でも、その方のご先祖様は近くの別の島で信仰を続け、この福江島に移って来たのだそうだ。長崎の教会もそうだけど、この教会も観光名所ではなくて地域の信仰の拠点なんだ。21キロ地点。時間内に半分来た~しかし、時計はあるけど、足元に計測マットがない。本当にここが関門なのか?関門に間に合ったのか心配なので沿道の係員みたいな人に聞いたら「関門はもうしばらく先です」とのこと。マジか~その後、先回りして待機していた最後尾の車の人に聞いても、まだ先と。え~そんなぁ~ない力を振り絞って、棒になった足を引きずって、ひたすら走った。すると、長崎の女性に追いついた。「もう関門はクリアしてるはずですよ。係の人も良く分かってないんじゃないですか?」何だって? 無駄に力を出してしまった。エイドのかんころもち。五島列島の郷土菓子だそうだ。ちょっと焼いて焦げ目がついていておいしかったので、後でお土産に買った。スタート地点の遣唐使ふるさと館に戻って来た。ここから、反対側を走る。海沿いを離れて、山道みたいなところを走る。少ない参加人数で私はビリの方だから、走っている自分の周りにほぼ人はいない、独走状態。寂しかった~小さな集落にエイドもあって、そこでは係や応援の人立ち寄って食べているランナーさんに会えた。とにかく人数が少ないから、参加者名簿でゼッケン番号を確認し、「〇〇さ~ん、はるばる群馬からよく来たね~! 頑張って!」などと、名指しで応援してくれる。ちなみに同行のラン友M氏は珍しい苗字なので走っていたら沿道の応援の人に呼び止められ、参加者名簿で読み方を訪ねられたそうだ。エイドの係の人に「群馬は雪が多いんかい」などと尋ねられたり、フルマラソンを走りながら地元の人との交流も楽しめた。近くにつばき、遠くに菜の花がコラボしているところがあったのでコースをちょっと外れて撮影。30キロ辺りで海岸沿いに出た。長崎の女性が「是非見てほしい」と言っていた絶景ポイントだ。ここからしばらくずっと左手に海、右手には小高い草原。主人が走った時には青空だったそうだが、私は遅かったので曇ってしまった。丸く石垣で囲まれているところは、スケアンという原始的な漁をする場所。石干見(いしひび)漁とも言って、潮が引いて石垣の内側に閉じ込められたイソスジエビなどを取るのだそうだ。少し進んでは立ち止まって写真を撮り、また走る。たまに後ろからランナーさんがやって来て追い越して、そして遠く離れていく。離れているけど人の姿は見えるから心強い。おおぅ 集落が見えてきた。小さな港もあって、少し賑やかになって来た。そして、エイドはばらもん揚げ。青魚のすり身を揚げた灰色と白身魚のすり身を揚げた白色があった。両方食べて、白が好みだったので、白をもう1つ食べた。どっちも美味しかった。福江港のお土産屋さんでばらもん揚げセットを買って、電車の中で食べた。福江島のマンホールの蓋は遣唐使船。そして、また海岸。島だから海ばかり。野生化したガザニアが時々群生していた。先にゴールして参加賞の五島うどんとお結びを食べ終えた主人が応援に来てくれた。ゴールドクターストップがかかった脚で42キロ走ってしまった。後が怖いけど、やっぱり完走してうれしかった。よれよれになって、一人で参加賞のお昼を食べた。エイドを食べまくっていたので、お結びは一つ残してお持ち帰りした。まさか、走り切るとは思わなかった。スタート地点で、「半分を3時間で走り切れば、後半は歩いても大丈夫。」と言って途中まで一緒に走ってくれた2人のお陰だ。もう会うこともないだろうけど、ありがとう