カテゴリ:読書
今日は、土曜日だというのに、
明日ある長女の吹奏楽コンサートを今日と勘違いして、 お弁当作りのために早起きしてしまった。 起きたら雪が積もっていて驚いた。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 最近、江國香織の本を読んでいる。 自分で買うのではなく、近所の公民館の図書館で借りてくるので、 思ったものが手に入らないのが玉に瑕だ。 「すいかの匂い」を読んだ。 短編集だが、残念ながらこれらの作品は、どれも私にとって非日常的で、 共感できるところがあまりなかった。 「綿菓子」は、少女が小学せいから中学生へと成長していく過程で、 経験していくことを、恋愛にまつわることを中心に描いている。 こちらの方は、面白く読めた。 特に、「絹子さんのこと」という章はしんみり読んだ。 一人暮らしのおばあさん絹子さん。 髪をきちんと結い、割烹着を来て、重箱一杯におせちを作って、 箸もつけずに一人でなくなっていった絹子さんと、 彼女の死を見つめる主人公とおばあちゃんの描写は 涙ぐみそうになるほど切なかった。 両親の夫婦愛、おばあちゃんのおじいちゃんへの気持ち、 お姉ちゃんの結婚などを通して、 主人公の恋愛が少しずつ変わっていく。 最後の場面では、もうすぐ年頃を迎える娘達を持つ母親として、 主人公の親の気分になってしまっい、現実に引き戻されてしまった。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 午後、主人と次女と3人で少し走った。 2kmくらい走って、帰りは歩いた。 風が強くて大変だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書] カテゴリの最新記事
|