テーマ:暮らしを楽しむ(395146)
カテゴリ:ウォーキング
秋晴れの良い天気に誘われて、
サイクリングロードのウォーキングに出かけた。 家から1時間弱の緑地公園へ。 紅葉と冷たい秋風で気分爽快に歩いた。 1人物思いに沈みながら歩いた。 今読んでいる本、重松清の「ビタミンF」。 「ゲンコツ」の主人公は38歳の男性。 まだ、38歳。もう38歳。 元気ハツラツという年ではないが、 冷め切ってしまうのは寂しい。 私は、38歳をもう過ぎている。 先日読んだ「還暦からの日本アルプス山歩」では、著者の金谷先生は、 「まだ60歳。これから何が出来るか?」と書いている。 充実した時間を過ごしていきたい。 平凡な幸せをかみしめつつ、もっと何かやりたいとも思う。 仕事はどうだろう。 仕事の内容は嫌いではない。 でも、あの仕事を勤務時間内にやるのは私には無理だ。 いつも疲れて、平日を過ごす。 土曜日の朝、寝坊をするのを楽しみにしている・・・ 情けない。 でも、やめようと言う気持ちにはなれない。 収入の事もあるし、やめたら気持ちにぽっかり穴が空くような気がする。 退職したら、あれもやりたい、これもやりたいと考えるには、その年がまだまだ遠すぎる。 仕事と家の仕事をこなしながら、充実した私生活を楽しむ。 あまりにも欲張りすぎ? でも、主人はそれをしていると思う。 山に登ったり、フルマラソンやトライアスロンを楽しんでいる。 時間は作れば、いくらでも出来る。 私の場合、問題は体力だろう。 *************************** 緑地公園に着いた。 1人、芝生に座って、持参したコーヒーを飲む。 赤城が、くっきりと見える。 左から、鍋割、荒山、地蔵岳、鈴ゲ岳。 どれも登った山だ。 ここからでは見えないけど、黒檜、駒ヶ岳、長七郎にも登った。 やっぱり、これからの目標は、もっともっと、楽しくたくさんの山に登ることかな? 昔の人たちが歩いた古い道を歩くのにも憧れている。 千国街道、北国街道、中山道、山辺の道、熊野古道。 *************************** 物思いに耽りながら、コーヒーを片づけ、帰りの道を歩き始めた。 早く帰って、今日は娘達とレストランで昼食という約束になっている。 ところが、時間を確認しようとポケットを見ると携帯がない!! 緑地公園に忘れてきたらしい。 急いで取りに戻ること20分。 コーヒーをもんだ場所にちゃんとあった。 しかも、着信履歴が3件も。全部主人からだった。 かけ直すと、娘達と3人でこちらに迎えに来ているらしい。 「まだ緑地公園なんだよ~。」と言うと驚いていた。 やっと出会えて、4人で走ったり、歩いたりしながら帰った。 万歩計の歩数を見たら、16,509歩だった。 随分歩いたものだ。 *************************** 夕方、買い物がてら、書店で「古道を歩く。」というようなタイトルの本を買った。 1200円。 自分のものはほとんど買わない。 雑誌は立ち読み、小説は図書館という私には珍しいことだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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