テーマ:中学生ママの日記(17898)
カテゴリ:読書
娘達が読書感想文を書くから課題図書を買って欲しいと言った。
早目に書き上げたいと言うので、夏休み前に書店で買った。 それなのに、長女は、今、一生懸命に感想文を書いている。 どういうことか? まあ、それはいいとして、 課題図書は、ハードカバーでいつも私が読む文庫本よりかなり高価だ。 娘達が読むだけではもったいないので、 暇に任せて私も読んだ。 次女が買ったのは、小学校高学年向けで、『七草小屋の不思議なおくりもの』。 これは、児童文学というのか、大人が真剣に読むようなものではない感じだった。 読み方にもよるのだろうが・・・ 長女が選んだのは、中学生向けで『1億百万光年先に住むウサギ』。 これは、中学生向けなので読みやすいうえに、大人が読んでも結構楽しめた。 タイトルは、「ウサギ」だけど主人公は翔太という中学生だ。 中学生は自分と同世代の主人公に感情移入しやすいだろう。 翔太の家族に対する思い、美術への夢、恋愛、友情などが、 マリーやケイの事件と絡めながら描かれている。 主人公は翔太だが、 脇役の人物もそれぞれに味があり、人生があり、過去があり、 どの登場人物にも愛着を持って読み進めていけた。 作品全体にドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」のイメージが流れていて、 パソコンで視聴してみたりした。 自分は中学生の時に、井上靖の『夏草冬濤』を読んで、 主人公の青春の1ページを自分と重ねて読んだ覚えがある。 長女は、この『1億百万光年先に住むウサギ』を読んでどう感じたのか? 「やっと4枚書いた。あと1枚だ~。」などと言って頑張っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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