テーマ:本のある暮らし(3369)
カテゴリ:読書
浅田次郎さんの「シェエラザード」を読み終えた。
終戦間近の切迫した状況下、 日本軍が出した計画に巻き込まれ、 沈んでいった豪華客船「弥勒丸」とその乗組員、民間人。 これらの人々の様子を現代と過去を行き来しながら読み進めるのだが、 その2つの時間を交差させる話の構成の仕方が面白い。 奥深く、読み応えもあった。 フィクションであるが、参考にした史実があるらしいので早速調べてみようと思う。 争いの最中には、勝つことにとらわれて、 大切なことが見えなくなってしまうのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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