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テーマ:山登りは楽しい(12675)
カテゴリ:登山
初めての富士山は、プリンスルートから! 富士宮新六合目→宝永山→御殿場口登山道→浅間大社奥宮→剣ヶ峰→お鉢巡り →御殿場口登山道→砂走り→御殿場口真五合目 8月28日(木) 近くの御胎内温泉健康センターで入浴、夕食を済ませ 水ヶ塚駐車場に車を止め、シャトルバスで富士宮口五合目へ。 バスを降りると小さな売店があった。 ![]() 登山道に入るところにゲートがある。 スマホにダウンロードした許可証を見せ、宿の予約済みを確認してもらい、通過。 新六合目の宿まで30分もかからなかったが、 その間に、何人かの下山者とすれ違った。 今日は、ほぼガスガスだったそうだ。 今夜のお宿、雲海荘。 宿泊者は全部で8人。 広々ゆったり泊まることができて、布団も清潔で心地よかった。 ![]() 夕食はお約束のカレー。ビールで乾杯した。 ![]() 8時頃には布団に入ったが、なかなか眠れなかった。 8月29日(金) 2時頃トイレに行ったついでに外に出てみると、麓の夜景と星が見えた。 着いた時にはガスっていたので、天気回復が嬉しかった。 ![]() 外から戻ると他の3人も起きていた。 出発する前にお弁当を食べてしまおうとなり、 まだ3時だけど、ヘッデンの灯りで朝食にした。 ![]() 4時登山開始。 雲海と麓の夜景が入り混じってきれいだった。 ![]() 富士宮ルートを直登せず、水平移動。 第一火口の中を横切って宝永山を目指す。 東の空に木星と金星が良く見えた。 ![]() 宝永山の頂上でご来光を待った。 我ら以外に若いお兄さんが一人いただけだった。 雲の隙間からお日様がひっそりと出てきた。 ![]() 御来光と雲海と麓の景色を堪能して、宝永山を後にした。 さあ、富士山頂を目指す。 馬の背では強風でウインドブレーカーのフードを被った。 ![]() いつの間にか雲海が広がり、麓が見えなくなっていた。 雲海層から歩いてきた道が見える。 暗くて分からなかったけど、火口の中を歩いてきた。 途中、暗闇の中で第一火口の標識を見た。 ![]() 御殿場ルートに入ると風が弱まった。 富士山は行列で登る印象があったが、 ルートと時間帯が他の人と違っているので、登山道は貸し切りだった。 ![]() 少し登って宝永山を見下ろす。 火口壁の一番高いところが山頂なんだ。 ![]() 七合目、八合目と区切りの良いところに小屋があるので 富士山はトイレの心配が要らない。 水やスポドリも購入できるので荷物も軽く済む。 ![]() キャタピラ化―が物資を運んでいた。 結構な勾配の斜面を走るので、技術が必要だろう。 ![]() 標高3,192Mを越えたら、私の未知の標高になる。 北岳山荘で高山病に苦しんだので、緊張しながら登る。 経口補水液やスポドリを多めに取り 呼吸を整えながらゆっくり歩いた。 ![]() 標高を上げると、地面が赤くなってきた。 富士山を歩いているのだと実感する。 ![]() 山頂の鳥居が見えてきた、もう少し! ![]() 時計回りに少し歩いて、頂上浅間大社奥宮に到着。 ここでしばし休憩し、山ランチ。 私は持参したパンとリンゴを食べた。 山友さんは千円のカップ麺を購入して「結構うまい」と食べていた。 70歳以上の登頂者には贈り物があると言うことで、 数えで70歳になった主人が出向き、記帳して記念の扇子を頂いてきた。 ![]() お腹を満たして、お鉢巡り開始だ。 火口に沿って時計回りに一周した。 まずは、火口の最高部、剣ヶ峰を目指す。 ![]() 火口の中を覗いてみる。 いろんな角度から写真を撮った。 ![]() 剣ヶ峰に登る斜面は急で滑りやすかった。 ブルドーザーが砂埃を上げながら、我らの脇を下っていった。 ![]() 日本最高峰富士山剣ヶ峰の標識の前で記念撮影をした。 さすがにここは混雑していて、順番待ちをして写真を撮った。 ![]() 剣ヶ峰から見た火口全体。 ![]() 雲の切れ間から南アルプスが見えた。 ![]() こんな素敵な山座同定表も。 でも、今日は雲多めで多くは見られなかった。 ![]() 吉田口ルートから登り切った小屋にたどり着いた。 やっぱり賑やかだった。 ![]() 小高いところに登り、吉田口ルートの山小屋の集まりを眺めた。 ここは賑やか。頂上銀座だと思った。 そして、遠くにはや八ヶ岳も顔を出していた。 ![]() うっすら河口湖が見えた。 河口湖は、この場所から見えただけだったから貴重な一枚。 ![]() 山中湖は宝永山からずっと見え隠れしていた。 ![]() ぐるっとお鉢巡りを終えると、 先に着いていた仲間の一人が大転倒したと焦っていた。 だいぶ足に来ているらしかった。 少し休んで仕切り直しをして、下山開始。 御殿場ルートの来た道を戻り、 途中から大砂走りへコースを取った。 ![]() 火山岩のゴロゴロした小石と砂が混じった道を走るように下った。 ![]() 大砂走りがずっと続く。 始めは面白かったけど、だんだん疲れて飽きてきた。 まっすぐなので先が見えて、うんざりした。 ![]() それでも、三時間半で御殿場口五合目のバス乗り場に着いた。 水ヶ塚駐車場までバスで戻り、靴を履き替えたりした。 ゲーターを付けていたのに、靴の中に火山岩の黒い小石が結構入っていて驚いた。 昨日、入った温泉でまた汗と砂埃を流して 夕食も済ませ、無事帰路に着いた。 ![]() 3,192Mの北岳に登った時に高山病になり、山頂直下の診療所で点滴をした貰ったり 2,400Mの立山室堂のホテルでも、朝起きたら高山病になっていた。 今回は3,776Mだから心配したけど、元気に行って来られた。 日本最高峰の富士山に元気に登って来られて感激だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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