安達太良山♬
3月31日(月)紅葉の時期に安達太良山に登って、いつか雪の安達太良山にも登りたいと思っていた。主人と仲間と4人で登って来た。奥岳登山口から登り始める。始め先頭を歩いていたのだが、ロープウェイの下を歩いたり夏道を歩いたり踏み跡が幾つかあってどれが良いのかわからなくなり先頭交代してもらった。効率よいコースを辿って、薬師岳に到着。山頂(左)が見えた。なだらかで歩きやすい道になり、見上げると木々が白い。近寄ってみたらやっぱり樹氷だった。もう10時半近いけど、やっぱり寒いから解けないんだな。標高を上げると、木々がもっと凍てついていた。少し傾斜のある広い雪原に雪を纏った木々が点在していてみんなそれぞれ好きなところに行って写真を撮っていた。山頂方向は晴れだけど、背後から黒雲が追いかけてきた。凍てつくハイマツの向こうに山頂が近づいてきた。山頂直下の標識まで来た。ここに荷物をデポして、身軽になって山頂をアタックすることにした。ところどころ土が顔を出して、ハイマツは雪まみれ。山頂に着いた~!比較的穏やかな日だったけど、やっぱり山頂は寒かった。登ってきた方と反対側を見るとこんな感じだった。山頂から、和尚山と山頂しょっかのハイマツ帯を撮る。ハイマツ帯が荒涼としていた。荷物をデポしたところに戻って、ランチタイム。お結びをスープジャーにいれて持ってきたので温かかったが写真を撮っている間に冷えてきてしまった。せっかくなので、沼ノ平の爆裂火口を見に行くことにしたが山頂をトラバースする時、横に転げ落ちそうで怖かった。雪道のトラバースは苦手だ。しばらく歩いて振り返ると、山頂は表側から見たのとイメージがだいぶ違う。こっちもカッコいい。海老のしっぽを見ながら先へ進む。結構寒くてもう1着ればよかったが、面倒なので我慢した。左に鉄山が見える。右のごつごつしたところは矢筈森かなぁ。かなり下の方からも目立っていた。海老のしっぽと言うより、白い鳥の羽みたいだった。すごく繊細。でも触ってみると羽みたいにフワフワしてなくて固かった。地面にも細かい海老のしっぽがびっしり!普段は強風の日が多いのかな。地面の海老のしっぽなんて初めて見た。沼ノ原の爆裂火口まで来た。火口壁の向こうに磐梯山がちらっと見えた。磐梯山をズームで。山頂周辺を満喫したので、峰の辻から勢至平経由で下山する。山頂付近の地面は小さい海老のしっぽが敷き詰められていたが、下に来るとまた登山道はたっぷりの雪で覆われてきた。名残惜しく山頂を振り返る。蔵王山が見えた。下山し、安達太良SAに立ち寄ってコーヒーで打ち上げ。おめでたい焼きを買ったら、思ったより小ぶりだった。登りたいと思っていた雪の安達太良山に登れた。今回も希望を叶えてくれた主人に感謝だ。