[幸福のレッスン]の記事一覧 | やっぱり！「今日も笑顔で元気です！」

冬

冬は、私たちを試し、　　本当に大きな苦しみを　　　　味わっている人びとのことを　　　　　　　思い出させます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジム・ローン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　きこ書房「逆境は天からの贈り物」の、８６ページ。　　　　　　　ジム・ローンという人は、現代アメリカの思想家。　　　　　　　冬には休息も必要と説きます。

2018.01.27

ありのまま

　　　　　　相手にありのままでいて欲しいと祈ること、　　　　　　　これこそ正真正銘の愛なのである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　アラン「幸福論」より　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　え～、変わって欲しいよーと思いますね。その人がその　　　　　　　人自身であることを求める。でも、なんだかなあ。

2008.04.16

自身で称えよ

誰も称賛してくれる者がいなくても　　　　　　　自分のことは自身で称えよ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リチャード・バートン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　１９世紀イギリスの探検家。アラビアン・ナイトの翻訳　　　　　　　で有名。他人が誉めてくれる、というのは二次的なもの　　　　　　　です。何より自分が達成感を味わえばいいのです。

2008.03.25

行く言葉

　　　　　　　行く言葉が美しければ、　　　　　　　来る言葉も美しい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　韓国のことわざ　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　人に美しい言葉を投げかければ、きっと美しい言葉が返　　　　　　　ってくる。もちろん、その反対に美しい言葉でなければ　　　　　　　返ってくるのも・・・・・　　　　　　　いい言葉です。

2008.03.23

別れ

　　　　　　　いづれの道にも　　　　　　　別れを悲しまず。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宮本武蔵「五輪書」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　悲しいのは親しい人との別れ。しかし、武蔵はこの悲し　　　　　　　みを早く断ち切れと言います。自分の力で断ち切らない　　　　　　　と、寂しさが堂々巡りするのです。

2008.03.20

ほほえみ

　　　　　　　ほほえみを忘れた人ほど　　　　　　　あなたからのそれを　　　　　　　必要としている人はいないのだから　　　　　　　　　　　　渡辺和子　　　　　　　　　　　　「目に見えないけれど大切なもの」より　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　人が笑ってくれないとか不機嫌そうだからと、こっちま　　　　　　　で気分が沈みますが、なあに自分が笑いかけてみればい　　　　　　　いのです。あっちだって、あなたの笑顔を待ってます。

2008.03.19

気持ちのいい動き

　　　　　　　気持のいい動きをするだけで、　　　　　　　マナーやルールがあとからついてくる。　　　　　　　　　　　桜井章一「運命を変える本物の言葉」より　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　いやな雰囲気を出す人，それだけでマナー違反　　　　　　　江戸時代には、男性は玄関で履物を少し離れたところに　　　　　　　脱いだとか。手前は女性のために空けておいた。こうい　　　　　　　うのが粋というもの。ゴマブックス発行、１３４ページ。

2008.03.19

幸せの量

　　　　　　　誰かが幸せになっても　　　　　　　あなたの幸せは　減らない　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　海原純子「こころへの贈り物」より　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　ＰＨＰ研究所発行。７４ページ。これはいい言葉だなあ　　　　　　　と思いました。「誰かを手助けしても　あなたのエネル　　　　　　　ギーは減らない」。減るどころか、もっと元気になる。

2008.03.12

歌

　　　　　　　もしこの世界に　　　　　　　歌がなければ　　　　　　　鳥も人間も　　　　　　　　　　　　　　みんな死んでしまう　　　　　　　「ネイティヴ・アメリカンのこころがよろこぶことば」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　より　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　東京書籍発行。ラコタ族には、歌の売買があったそうで、　　　　　　　その価格は馬一頭。それくらい価値のあることだった。　　　　　　　いい歌を聴くと、心が慰められる。

2008.03.11

繊細

　　　　　　　敏感が　　　　　　　繊細が素敵　　　　　　　傷つきやすくてもいいじゃない　　　　　　　傷ついたら手入れをすればいいんだよ　　　　　　　　　　　　　　　海原純子「こころへの贈り物」より　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　ＰＨＰ出版。心が傷つくのを恐れて、繊細な自分を責め　　　　　　　ていたりする。繊細なのはけっして悪いことじゃない。　　　　　　　傷つかない人のほうが変なんだ。

2008.03.08

人生が楽に

自分が生きてきたことで、たったひとりでも人生が楽になった人がいること。成功したというのは、こういうことである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エマソン　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　個人的な成功を考えがちですが、じつはこんなことが成　　　　　　　功なんですね。反対に、自分が楽になったのは誰のおか　　　　　　　げなんだろうと、つい思ってしまいました。

2008.03.08

内から生じた喜び

外から入ってきた喜びは、　　　　　　　いつか外に出て行きます。　　　　　　　しかし、自分自身の身の内から生じた喜びは　　　　　　　確固にして不動であり、ますます力を増し、　　　　　　　最後に至るまで本人に随行します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セネカ　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　与えられた喜びは、体を通過するだけ。そのときはさも　　　　　　　良さそうに思えるんですが、記憶にも残りません。でも、　　　　　　　自分がやった結果の喜びは、ずーっと心に残ります。　さて，これが問題で，内なる喜びが減ってくるのがさみしいですね。私の場合，学生時代に奈良・飛火野で，馬酔木の森の中，何かに憑かれたかのように走り回った早春の日がそうだったのかななどと思います。我が家は受験シーズン。みんなで気合を入れて頑張る毎日です。もうすぐ，発表。本当喜びが外から欲しいと願っています。

2008.03.06

寝不足

寝不足で仕事に取り組んでいる人は、　　　　　　　カビにわざわざ肥料をやっているようなものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジョゼフ・マーフィー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　いやけっこう寝不足で仕事してるんですが、平均して五　　　　　　　時間くらい。そのぶん、どこかで居眠りしてますので、　　　　　　　元は取ってます。いばることないか。

2008.03.05

彼は我と同じ

生きとし生けるものをそこない　　　　　　　またそこなわしめるなかれ　　　　　　　彼らは我と同じ　　　　　　　我は彼らと同じ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スッタニパータ　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　どうして争い、どうして傷つけあわなければならないの　　　　　　　か。苦しいときは苦しい。悲しいときは悲しい。嬉しい　　　　　　　ときは嬉しい。みんな同じ感情を持っている。

2008.03.04

時間がない

人を憎んでいる暇はない。　　　　　　　わしにはそんな時間はもう、ない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　映画「生きる」より　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　志村喬演じる渡辺課長のセリフ。胃がんを宣告されて、　　　　　　　市民のための公園を建設しようと奔走する姿を描いたド　　　　　　　ラマ。

2008.02.29

よいしらせ

「いつも明るい知らせを持ってきてくれる人」と　　　　　　　認められたということは、　　　　　　　つまり、良いものを探しだして、　　　　　　　みんなに知らせる能力が評価されたということだ。　　　　　　　　　バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　１７世紀スペインの哲学者。ディスカヴァー・ツゥエン　　　　　　　ティワン発行の１２ページ。話題はなるべく明るいもの　　　　　　　を。人の悪口はひかえたいもの。

2008.02.24

みずから楽しみ、

　　　　　　　みずから楽しみ、　　　　　　　人を楽しませて、　　　　　　　人の道を行うことこそ、　　　　　　　人として生まれた甲斐。　　　　　　　　　　　　　　　　　　貝原益軒「楽訓」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　自分が楽しむ、これはわかります。次に人を楽しませる。　　　　　　　つまりは人に好かれる人になれ、ということでしょうか。　　　　　　　三つ目は、当たり前と言えば当たり前。

2008.02.13

過去

過去を当てにすることは、　　　　　　　過去を嘆くのとまったく同じほど　　　　　　　ばかなことだ。　　　　　　　できてしまったことについては、　　　　　　　それに安んじうるのが　　　　　　　いちばん立派なことである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アラン「幸福論」より　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　いいことであれ、悪いことであれ、大昔のことであれ、　　　　　　　つい最近のことであれ、過去をひきずってしまいます。　　　　　　　すんだことはすんだこと。

2008.02.12

幸運

　　　　　　なんてわたしは運がいいのだろう。　　　　　　　こんなことに出合っても、　　　　　　　悲しみにくじけもせず、　　　　　　　　　　　現在に押し潰されもせず、　　　　　　　未来を恐れてもいない。　　　　　　　　　　　　　　　　モンテーニュ「随想録」より　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　くじけそうになったり、押し潰されそうになったりもす　　　　　　　る。また将来を思えば悲観的にもなる。それでも私たち　　　　　　　は「運のいいことに」恐れはしない。ちょっとよれよれ。

2008.02.11

後悔することはない

なんにも後悔することはない。　　　　　　　自分が負ければ向こうが勝つ。　　　　　　　神様から見れば　　　　　　　同じことだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「澤木興道全集」より　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　気が沈むのは、勝ち負けにこだわるから。ごくささいな　　　　　　　ことにまで勝ち負けがある。こんなこだわりなんか、捨　　　　　　　てなさいと言う。どっちだっておんなじ。

2008.02.10

不幸のための処方

　　　　　　　この処方の通りにしたら、きっと二週間で全快しますよ。　　　　　　　それは、どうしたら他人を喜ばすことができるか、　　　　　　　ということを毎日考えてみることです。　　　　　　　不幸に陥る人は、自分のことだけを考えている人です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アルフレッド・アドラー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　個人心理学の創始者として有名な、オーストリアの精神　　　　　　　科医。人の喜ぶ顔を見ると、自分も幸せになれる。そう　　　　　　　したら、病気だって治るかも。

2008.02.03

悲しい

悲しいときには悲しめ。　　　　　　　のべつ君のこころの見張りをするな。　　　　　　　君のだいじないのちに関わることもあるまい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エーリヒ・ケストナー　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　ドイツの児童文学者。ナチスに徹底的に抗戦した作家と　　　　　　　して有名。自分の本がナチスに焼かれるのをわざわざ見　　　　　　　物しに行ったというエピソードもあります。

2008.02.02

満足しない

君の路を行きつくとよき満足がある。　　　　　　　しかし初めに満足するものは先へ進まない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リュッケルト　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　ドイツのロマン派詩人。今すぐ幸福になるほうがいいか。　　　　　　　もっと先に幸福になるほうがいいか。これでおしまい、　　　　　　　と思ったら先へは進めません。

2008.02.02

恐怖

恐怖の多くはテイッシュペーパーほどの厚みしかない。　　　　　　　勇気を出して一歩進めば、　　　　　　　くぐり抜けることができる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ブレンダン・フランシス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　アイルランドの作家。経験のないことはその先に何が待　　　　　　　っているのか、わからなくて怖い。でも目の前にテイッ　　　　　　　シュペーパーがあるくらいに思うとたいしたことない。

2008.02.02

それでもバラは

　　　　　　　天気予報が雪を告げる日。　　　　　　　それでもオレンジ色のつぼみを用意して、　　　　　　　咲いている一枝のバラ　　　　　　　生きるってこういうことなのか　　　　　　　　　　　　　　　　　　星野富弘「冬のバラ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　偕成社発行の詩画集「あなたの手のひら」より。　　　　　　　昨夜からの雪が積もりました。庭のバラが寒そうですが、　　　　　　　ちゃんと花をつけています。チューリップも咲いてます。

2008.01.22

飽きない

くよくよするもんじゃない。　　　　　　　肝腎なことはね、　　　　　　　望んだり生きたりするのに飽きないことだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　ロマン・ロラン　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ジャン・クリストフ」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　岩波文庫。飽きる、ということは案外ありそうです。無　　　　　　　感覚にもなります。それはあきらめて、そうするのがよ　　　　　　　いと自分を守っている姿勢。飽きないことです。

2008.01.21

工夫

労働と応用と工夫によって、　　　　　　　自分で欲しいものは　　　　　　　なんでも作れることがわかったのだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ダニエル・デフォー　　　　　　　　　　　　　　　　「ロビンソン・クルーソー」より　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　ご存知、無人島での生活者。食器まで自分で作れるとい　　　　　　　うことを発見してしまいます。ない、ということであき　　　　　　　らめたら、生きていられません。

2008.01.18

遊ぶように

成功の秘密は、　　　　　　　あなたの仕事を休暇のように楽しむことです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マーク・トウェイン　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　まるで苦しみのように仕事している人もいるし、仕事嫌　　　　　　　いで逃げ回っている人もいる。どうせやるんだったら、　　　　　　　楽しく働きたいもの。

2008.01.17

金よりも大事なもの

200７年のベガルタ仙台を支えた岡山一成選手が仙台への完全移籍を決めました。後半から加入でしたが，熱いプレーで夏ばての不調のチームを再度，昇格争いに参戦させ，最後まで希望をつないでくれた選手。さらに楽しいパフォーマンスでスタジアムを楽しませてくれ，一気に仙台の人気者になった選手です。移籍のメッセージも泣かせます。ベガルタ仙台のオフィシャルからコピーさせていただきました。「岡山一成はベガルタ仙台に完全移籍を決断しました。半年間ベガルタ仙台でプレーしたことが、プロとして12年間やってきて初めて、自分の考えを変えさせてもらいました。変えてくれたのは間違いなくサポーターのみんなです。詳しくは後日、自分の想いをベガルタ仙台のホームページに載せるけど、プロとしてより多くのお金をもらうことより、想い合うサポーターと一緒に喜びや怒りや哀しみや楽しみを分かち合いたいと想いました。J1昇格を共に勝ち獲る為にこれから一緒に戦っていこう。」

2007.12.24

しみじみとした幸福感

　ＴＢＣの気象予報士・斉藤さんによると，仙台は山が迫っているために時雨が降りやすく，初冬は「虹の都」と言えるとのこと。なかなかいい語感だなあと思いました。　昨日も朝の出勤時に，朝日を受けた青空の泉ヶ岳にきれいな虹が立っていました。　１２月のイメージ，それはキーンとした青空です。濃い青の中に薄い雲が浮かんでいます。　この半月，心身ともにハードな日々で，風邪気味の中，休む暇もなく走ってきた日々でした。昨日も退勤までずっと仕事を片付け，帰宅後，早々に夕飯を戴いた後，１０時まで集中して仕事を進めました。　今朝，誰もいない職場に昨夜の書類を置きに行きました。その後，朝早くから開いている喫茶店で，ずっと気になっていた本を数冊ぱらぱらめくりながらぼんやりと過ごしていました。私はコーヒーを飲みながら，何も考えず，好きな本の世界で遊ぶ時間が大好きです。　その後，宮城県図書館へ。（いつまで紅葉が続くんだろう）といぶかしげに思っていた今年の秋もようやく去ったようです。図書館の大きなガラス窓から見える美しい雑木林もすっかり葉を落とし，颯爽とした樹幹を見せています。冬木立の美しさを知ったのは中年になってからです。　休日の朝はどうしても図書館にいたい。静かなロビーを歩いているだけで幸せな気分になります。この日は虚子の本を数冊，黒澤作品のビデオとブリュッヘンのベートベン１番のＣＤを借りてきました。　長い２学期でした。恐ろしい台風で始まった９月，次々とこなしてきた行事，通信教育の厳しい勉強，耳鳴りに悩まされたこと，こどもたちの受験の始動とその初めての挫折・・・本当にきつい秋でした。しかし，師走も半分を過ぎた今，多くの仲間に助けられてここまで来たことに感謝の思いでいっぱいです。　「毎日の生活の中に，１度でもしみじみとした幸福感を感じられればそれで十分幸せ」　大指揮者カラヤンがインタビューに答えていた言葉です。　しみじみとした幸せ。これを感じることを怠ることが不幸なんですね。　　今年の冬は大きな旅行はありませんが，大学の仲間が集まり，温泉で一晩中，修学旅行のようにはしゃぎます。もうすぐ５０のおやじがです。今回は会津のＨ君の自宅へより，主人自ら手打ちソバを馳走してくれるとのこと。もうわくわくです。

2007.12.15

憎悪

憎悪は愛によってのみ克服される。　　　　　　　憎悪に対するに憎しみをもってすることは、　　　　　　　ただ憎悪を深める。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マハトマ・ガンディー　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　この、非暴力の思想はもう受け継がれていないのではな　　　　　　　いか、と思うことがある。インドそのものが巨大な軍事　　　　　　　力を持っている現代。

2007.12.13

今の私は世界一幸せ

　ヘビーな週末でした。　昨日12月8日（土）は，朝からずっと，我が最愛の，心優しい甥の結婚式でぱたぱたでした。　山形大で出会った静岡の可愛い娘さんと長い遠距離恋愛の末にようやく結ばれたのです。　どうも独身の友人の多い私，久しぶりの参列でした。　友人たちの心のこもった祝福，甥の感動的な弾き語り。謝辞を述べる兄の緊張。それを心配し，朝から「のども通らない」ほど心配していた母。式場を出て，実家に戻ってからは，カラオケで大騒ぎの田舎の２次会。とっくに寝ていた99歳の曾祖母（田舎ではおっぴさん）が起きだして，これもボケをねたに大笑い。7人の子，10人の孫，数知れぬひ孫・やしゃ孫のすべてが，今や可愛いくボケてきたおっぴさんから始まっている。感動的なことです。もうすぐ５０の坂が見えてくる私が生まれてから，いやその前から３０代で孫が生まれてから首尾一貫，おばあさんをやっている。半世紀どころか６０年間，おばあさん。子を育て，孫を育て，ひ孫まで面倒見てきたグレートマザーです。　深夜，家族4人，くたくたになって帰ってきました。　結婚式なんか大嫌いな私ですが，本当に心から感動し泣いて笑った１日でした。何か若い希望やエネルギーをたくさんもらいました。　　さて，今日，12月9日（日曜）は，この半月，ずっと気にかけていた明星大学通信教育の試験で，東北福祉大学へ行ってきました。何十年ぶりに（仙台電波高専に通っていた頃）仙山線に乗りました。仙台の町を一望にし，遥かに光る太平洋。台原の山際の住宅地を走るこの線路，風景の美しさに感動しました。それにしても町はすっかりクリスマスの装いなのにまだ紅葉が残っているのは不思議な思いがしました。　さて，本当，なにしろ間違いなく生涯で最高に勉強した半月でした。不眠不休でした。ネットで情報を集めたのですが，過去問が一切出題されない試験です。例えば，「５年　内容Ｃについて列挙し，留意すべきことについて述べよ」「重複受精について述べよ」！　こりゃ火星語でしょ？これに答えられる現役教師っていますか？　自分でも偉いなと思うのですが，小学校の指導要領の目標内容の全文暗記を始めたのです！やはり無理でした。でもかなりできました。課題別に400字程度の小論文にまとめたのが２冊のノートになりました。科学が得意な息子にレクチャーしてもらい，娘や家内に暗記事項をチエックしてもらいながら勉強しました。家族総出でした。　　結局，実際には，「指導計画の作成について述べよ」「地域を重視した指導について述べよ」「評価をどのように生かすか」という超簡単な問題で，これならいっさい学習の必要が無かったのです！もちろん，力作を書いてきましたよ。要らないことも，指導要領もぶち込ました。　　　全く，今の私ほど世界で幸せな気分を味わっている人間はいないでしょう？金や地位も大事ですが，苦しみにチャレンジし，これを克服していく営みは辛いのですが，その報酬も大きいものです。　この数年，私は鬱な光が点滅している気分がありました。やはり適度の負荷は必要なんですね。負荷がないからちょっとしたストレスで絶望的な落ち込みを感じていたのもしれない。　さて，今から学期末の仕事です。通教の勉強に較べればもうすべて楽勝です！　今年は，娘息子のW受験で，何の予定も楽しみもない冬休みですが，ようやく歳末気分ではしゃぎの気持ちが出てきました。

2007.12.09

平凡

平凡なことを毎日平凡な気持ちで実行することが、　　すなわち非凡なのである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アンドレ・ジード　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　もうちょっと、立派な仕事がしたい。もうちょい、人目　　　　　　　につくような派手なことをやりたい、などと思ったりす　　　　　　　るんですが、一日一日の積み重ねがほんとはたいへん。　

2007.12.03

与える

だけど、　　　　　　　人に与えることで　　　　　　　自分が元気になれるんだよ。　　　　　　　　　　　ミッチ・アルボム「モリー先生との火曜日」　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　ＮＨＫ出版。コラムニストの著者が、難病の恩師と過ご　　　　　　　した日々を描いて、ベストセラーになった本。死の直前　　　　　　　まで授業をする恩師に問いかけたら、この答え。

2007.11.29

善いものを

神々よ。　　　　　　　われらは耳に善いことを　　　　　　　聞きたいのです。　　　　　　　われらは眼に善いことを　　　　　　　見たいのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ウパニシャッド」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　やすらぎの祈りではあるのですが、今日、この願いは、　　　　　　　みんなの願いでもあるのでしょう。生きている間、耳に　　　　　　　快く、眼に美しいものを見たい。　

2007.11.28

ありのまま

ありのままの自分を見せるほうが、　　　　　　　ありもしないものに自分を見せかけようとするよりも、　　　　　　　ほんとうは得になるはずなのだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラ・ロシュフーコー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　とは言っても、ついつい見栄を張ってしまう私。ありの　　　　　　　ままって、けっこうむずかしい。ということは、結局、　　　　　　　損しているってことなのかなあ。　

2007.11.27

やりたい

　やりたいと思ったら、　　　　　　　そうなるんだって思い込むのが第一歩。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　周防正行　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　ぴあ発行の「トップランナー格言集」の、１０ページ。　　　　　　　映画監督。だいたい、そうなるんだって思ったら、そう　　　　　　　なっています。いやこれはほんとうのこと。

2007.11.25

敵

自分の前にいっぱい敵があらわれた時　　振り返って見よ、味方がいっぱいいるものだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生田長江　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　そんなこと当たり前だろう、と思われるでしょうが、敵　　　　　　　が目の前だと、そのことに頭がいっぱいで、振り返って　　　　　　　見ることができません。1936年没の批評家。

2007.11.20

食事

朝夕の食事は　　うまからずともほめて食うべし　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　伊達政宗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　いちいち食事に文句をつけるのを立派なように勘違いし　　　　　　　ている人がいる。ほめるというのは、その食事を作って　　　　　　　くれた人へ感謝すること。マズイって言っちゃダメ。　　　　　　　政宗は美味しい食事だったでしょうがね。　　　　　　　苦労人ですね。　　　　　　　私は絶対に文句をいいません。はい。

2007.11.16

でしゃばらない

私は信じている。　　地味で、でしゃばらない人生が、だれにとってもいい。　　　　肉体的にも精神的にも。　　　　　　　　　　　　　アインシュタイン　　　　　　　　　　　　　　　「アインシュタインは語る」より　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　大月書店刊。有名すぎて、ある意味アイドルだったアイ　　　　　　　ンシュタイン。本人そのものがユーモアのある楽しい人　　　　　　　だった。でも、有名であることにちょっと疲れて。

2007.11.14

失敗

諸君は必ず失敗する。　成功があるかもしれませぬけど、　　成功より失敗が多い。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大隈重信　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　こう、大胆に失敗すると言う人も珍しい。もちろん、そ　　　　　　　の後、失敗にがっかりしないようにと救いがある。最初　　　　　　　にドカンとおどかしているところが、うまいなあ。　　　　　　　実は，今週は我が家にちょっとした失敗が・・・　　　　　　　何とか元気になるようがんばっているところです。

2007.11.14

ただの

　　　　　　　これからわたしは、　　　　　　　ただの一秒だって、　　　　　　　あなたにつまらない思いなんかさせないわ。　　　　　　　　　　　　　ウェブスター「あしながおじさん」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　いやあ、そういう言葉を聞いてみたい？　だったら、自　　　　　　　分もその言葉を言ってみなければいけませんね。お互い　　　　　　　様です。ハイ。

2007.11.03

偶然

偶然に流されてここまできたのだ。　偶然に誘われてそこに行ってみるのも　　面白いかもしれない。　　　　　　　　　　　　　　　　　沢木耕太郎「深夜特急」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　若いときの旅は偶然の連続で，思わぬ出会いに陶然とした。　　　　　　　人生も同じもの　　　　　　　出会いが楽しい　　　　　　　でも　老けてくると出会いが減る　　　　　　　　さみしいね誰しも、理路整然とこの道を選んだとは言い切れない。　　　　　　　たまたまそうなった、とか、なんとなくここまでやって　　　　　　　きた、なんてこともある。それでもいいのでは。

2007.11.02

堪える

堪えるところは堪えて、　じっと時節を待つべきです。　　　　　　　　　　　　　　藤沢周平「漆の実のみのる国」より　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　いつかは自分のときがやってくる。それまでじっと我慢　　　　　　　しよう。それは明日かもしれないし、今日かもしれない。　　　　　　　文春文庫。美しい時代小説です。

2007.11.01

よし、お祝いをしよう

よし、お祝いをしよう。　子供には祝福が必要だ。　　　　　　　　　　　　　　　小川洋子「博士の愛した数式」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　映画にもなったので、みなさんご存知の小説から。ご馳　　　　　　　走とろうそくがあれば、子供は幸せ。大人が見ての大ご　　　　　　　馳走じゃなくてもいいんです。

2007.10.30

にがいなみだ

なみだはわたしをなぐさめる。　かなしみにみちた心は、　　にがいなみだの喜びを知る。　　　　　　　　　　　　　　　　　　プーシキン「願い」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　ロシアの詩人。美しい妻に言い寄ったフランス人と決闘　　　　　　　して、世を去った人物。もっとも、この詩を書いたのは、　　　　　　　十代のころ。

2007.10.29

自分で

誰が選んでくれたものでもない、　御自分でお選びになった道じゃありませんか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　森本薫「女の一生」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　ああだこうだと言ったところで、最終的に選んだのは、　　　　　　　自分。誰のせいでもありません。それをよ～く考えてみ　　　　　　　よう。ハイわかりました。

2007.10.29

花を眺めて

ぽかんと花を眺めながら、　　　　　　　人間も、本当によいところがある、と思った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　太宰治「女生徒」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　花の美しさをみつけたのは人間だし、花を愛するのも人　　　　　　　間だもの。人間嫌いって、すぐ治ります。

2007.10.27

助走

より高く、より遠く跳躍しようとする者は、　　　　　　　それだけ助走距離を長くする。　　　　　　　　　　　　　　　むのたけじ「詞集たいまつ」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　すぐその場で飛んでみるより、助走を取ったほうが遠く、　　　　　　　高く飛べるのは、当然です。だから、私はずーっと助走　　　　　　　をしております？

2007.10.24

三つの試練

愛すること、忘れること、　　　　　　　そして許すことは人生の三つの試練。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スウェーデンのことわざ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～　　　　　　　報われないと、愛することがつらくなるかもしれない。　　　　　　　忘れることができないと、それは長く続く。そして、許　　　　　　　すことはむずかしい。でも、三つで、強くなる。

2007.10.22