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三日月からプラチナの光りがもれる 気配に目覚めた 部屋の片隅に 揺れる天使をみた くるぶしまで伸びている レースの裾は 翼の変わりに 儚くひらめき 甘く語りかける さぁ 少女のころに 返してあげましょう かつて愛された日を もう1度 取り戻せるわ あなたはたぶん あどけなさで 眠る時刻 彼女は肩にもたれながら 安らぐのね... 恋するとき 永遠を縛りはしない 誰もが傷つき 罪深いけれど それも 愛しいわ あぁ ごめんなさいね 着いてはゆけない 形を変えた痛み ふたたび 手に入れるだけ 花瓶の花が萎れそうで 気にかかるの 孤独で水に挿す事さえ 忘れていた こうしてひとり肩を抱いて夢を見るわ... 「水に挿した花」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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