2005/09/29(木)21:47
人の振り見て我が振り直せ
今日は仕事がお休みでした。
偏頭痛と肩(首)コリがひどくて、最近、針治療に通ってます。
うつ伏せでさしてもらうから、状況が見えないけど、
他の患者さんが治療されてるのを見ると、ちょっと怖くなりますが。
だけど、やってもらった後は、目がスッキリするし、
偏頭痛に悩まされる日が減ったから、効き目アリです☆
最近、気温も下がってきて、過ごしやすくなりましたね。
ここのところ、運動会の練習やらで、子供達は疲れてます。
そりゃ、昼間は暑いし、何回もダンスの練習とかやってたら、疲れるわな。
でも、子供達に針治療は勧められないけどね。
本題に入りましょう。
小学校受験では、”ペーパー”とよばれる分野がある。
1番わかりやすく言うと、私達が学校で受けてきた「テスト」のように、
用紙を配られて、そこに解答する形式である。
小学校受験にひらがな・カタカタを書いたり、足し算・引き算が出ると、
お思いの人が居るかもしれないが、そういうのではなく、
物語りになった話を聞いて、あとの質問に答える、「お話の記憶」や、
積み木の数を数えて、その数だけ○をつけたり、
しりとりの順になるように、線をつなぐものがあったり、
学校によって、パターンも様々だがペーパーの力をつけて行く事が必須である。
最近、うちのペーパーの中で、子供達が苦戦している問題の1つに「シーソー」がある。
例えば、こんな問題。
今、2つのシーソーで下のような関係が成り立っている。
● □□□□ ★ □□
―――――――― ――――――
△ △
つまり、●=□□□□ と ★=□□ がそれぞれ釣り合っている。
では、下の場合、★はいくつ必要ですか?
●● ?
――――――――
△
答えは★は4つ必要である。
ここでのポイントは□2つを★1つに置き換えて、
”●=★★” という関係を考えられるかである。
けれど、この転換がなかなかうまく理解できない事がある。
この”置き換える”っていうのが、難しいようである。
わかっていても、大人でもちょっと考えてしまいません?!
高校で習った数学の微分・積分同様、(結局、私は理解できなかったけど…)
小学校に入っても、こんな問題できなくても大丈夫だと思う。
だけど、どうしてこんな難しい問題を出すのか…?
どういう問題か、どうやって考えるかは、例をあげて説明したあと、
問題をやってみましょう!というすすめ方をしているので、
問題に対する理解力、もっと平たく言えば、
人の話をちゃんと理解できているかを見られているのではないかと思う。
ほら、大人でもたまに居ませんか?
「え?今のってどういう意味?!」って聞く人。
それって、人の話を集中して聞いてないからわからなくなるんだよね。
「ちゃんと聞いてた?」って思うことありませんか?
私もよぉ~くあるんです、そんなこと…(-_-;)
「先生、僕の話ちゃんと聞いてた?!」って言われます。
相手にちゃんと自分の話を理解して欲しかったら、自分もちゃんと聞かなきゃね。
人の振り見て我が振り直せ
昔の人はよく言ったものです。