テーマ:癒しの空間(7)
カテゴリ:探偵
ビリッ! ビリリーッ!!
Tシャツが破れる音が、はっきりと聞こえました。 不良A 「喧嘩してぇんだよォォ!!」 (私の胸グラを掴みながら) フフフ・・・。 この手の輩って、何でまず胸グラを掴むのでしょうか? 私から見れば素人丸出しです。 そんな暇があるなら殴っとけばいいんですよ。 先手必勝ですからね。 不用意に突っ込んでこんなことするからあんな目に遭うんです。 彼の頭・・・と言うか髪の毛をを両手で掴んだんです。 次はもう分かるでしょ? 「ゴン!!!!」(グシャ) って鈍い音がしたなァ・・・。 チョーパン(ただの頭突きww)ってやつです。 鼻が折れたかなって思ったんですけど、まだまだ元気!! 至近距離から殴りかかってくるではありませんか!! 危うくいいのをもらっちゃうところでしたよ(笑) その時内心思ったたんです・・・・・・「仕方がない子だ♪」 私は再び彼の髪の毛を掴むと、何度となく彼の顔面に 自慢の「ヒザ」を打ち込んだのです。 こんな時に一番注意しなきゃいけないのは、絶対に殺さないこと!! 素人はどうもやりすぎてしまうんです。 次に不良Bへの監視です。 彼が逃げないかはおろか、彼が警察に連絡したり、 仲間に連絡をするような隙を与えてはいけません。 そう、Aと戦いながら尚、Bとも戦っているという訳なんです(エヘッ) まあ彼らは、喧嘩で負けたかっらっていって、警察に連絡することはまずありません。 その点は大丈夫としても、「大勢の仲間に囲まれちゃった・・・」 なんてことになったら、私も命が危ないですからね(笑) さて・・・。 不良Bはウロウロと歩き回るだけで、私の視線から逃れられないのを悟ったようでした。 なんか妙に中腰の姿勢でその戦いを眺めていたのが印象的です。 一方の不良Aは数秒後には戦える状態にありませんでした。 意識がないので当たり前です(笑) ・・・私は彼を片付けるとこう言いました。 私 「次はお前だよ^^」 不良Bの口からは、いかなる言葉も発せられなかったのです。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.28 20:56:21
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