探偵の愚痴をきいてください

2005/10/10(月)01:25

◆アゴ男

(以下は実際に私が撮影した写真です) その男が現れると会場は異様な雰囲気に包まれた。 誰もが彼の発するオーラに萎縮し、その場を動くことさえできなかった。 逃げる?。 否。それは不可能と悟った。 私は瞬時に、彼との力量の差を感じた。 いや、どうやらそれは私だけではなかったようだ。 「彼は強い・・・」 大衆は一様に感じ取った。 彼の登場は、それほどまでに絶望的だったのだ。 どうしようもないほどの力の差を感じ取った時、人間は実に無力だ。 我々ははどうすることもできず、彼の発する言葉を、ただ待つだけの存在に成り下がった・・・ アゴ男 「元気ですかー!!!」 大衆 「・・・・・・」 アゴ男 「元気があれば何でもできる」 (ニヤリ) 大衆 (冷や汗・・・) アゴ男 「お前ちょっと来い!!」 彼は、ある若者を自分の下へと呼び寄せた。 不意に招かれた若者は、あまりの緊張に、始めは歩くこともおぼつかず、 ただ震えるばかり・・・。 しかしながら、逆らえるわけもなく、やがて彼のもとに到達する。 若者はこれから起こる惨劇を予期していただろうか・・・。 怯える彼を眼前に見据え、アゴ男は言い放った。 「いくぞー!!!」 一瞬で生命を刈り取るほどの衝撃を目の当たりにしながら、 私は不思議と、夢中でシャッターを切っていた。 その衝撃がやがて、自分に向けられるとも知らずに・・・・・・。 楽天ブログランキング 参加しています↑ 応援クリックしてくれると嬉しいです♪

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る