さるえの本棚下娘さるえの読書記録です。絵本からそろそろ本に移行したい、と思ったときの参考になれば・・・。 ☆ はれときどきぶた 矢玉四郎 作/絵 岩崎書店 79p 三年三組、十円安(やす)こと畑山則安くんが書いたうそ日記の内容が 次々と現実になって大変なことに。えんぴつは天ぷらになり、お母さんのクビはにょきっとのび、ぶたが空からふってきて・・・。 ごぞんじ、ぶたシリーズの第1作。 字は12ptくらいで行間は1行あいています。漢字が入っていますがルビ付き。 ただ、手書きの絵日記部分の文章の中の漢字にはルビがついていません。 子どもが好きそうな、荒唐無稽なナンセンス物語です。 この本を自分で読み終えることができて、読書に自信をもった娘。娘が本好きになったきっかけの本です。 ☆ あしたぶたの日ぶたじかん 十円安こと畑山則安くんが、今度はうそ新聞を書いたのですが、その内容がまたまた現実になって・・・。 はれぶたの続編。 字は12ptくらいで行間は1行あいています。漢字が入っていますがルビ付き。 ただ、手書きの絵日記部分の文章の中の漢字にはルビがついていません。 ☆ くまの子ウーフ 神沢利子 作 ポプラ社 128p くまの子ウーフがいろいろなことに疑問をもって悩み、自分なりに一生懸命答を探し出します。 字は12ptくらいで行間は1行あいています。漢字が入っていますがルビ付き。 ☆ ウーフとツネタとミミちゃんと 神沢利子 作 ポプラ社 154p ウーフのお友だち、ツネタとミミちゃんのお話がたくさん。意外にも(?)ツネタは料理もできる弟思いのしっかりしたおにいちゃんだったりします。 字は12ptくらいで行間は1行あいています。漢字が入っていますがルビ付き。 ☆ ぼくのポチブルてき生活・3 おげんきですか?ぼくのうち きたやま ようこ 作 偕成社 71p お手紙を書くのが大好きな犬、ポチブルが旅に出て、旅先からじぶんの「うち」あてに手紙を書くというお話。 うちだけでなく、うちのまど、うちのベッド、うちのやね、にも手紙を書きます。 娘好みのかわいらしい物語でした。 字は16ptくらいで行間は1行あいています。漢字はほとんどなし(「日」くらい)で、あってもルビ付き。カタカナにもルビ付き。 ☆ つたわるきもち ふくだすぐる 作 ハッピーオウル社 32p お話はシンプルで短いのですが、とても含蓄がある物語でした。 絵もシンプルなのにかわいい♪ くまさんとねずみさんが出てきます。ねずみさんはくまさんのことが大好きで、いつもチュ、チュとするのですが、 くまさんはねずみさんに無関心。 それでも、ねずみさんが、チュ、チュ・・・とし続けていくと、そのうちくまさんがチュでいっぱいになって・・・。 ねずみさんのチュを親の愛ととらえて読むと、子育てのヒントにもなったりするなぁ、と 感じました。 見開きで片面に絵、片面に1,2行程度の短い文が書いてある、絵本です。 ☆ ぼくのポチブルてき生活 きたやま ようこ 作 偕成社 71p お手紙を書くのが大好きなポチブル。何にもぜいたくしないけど、唯一のぜいたくが手紙を書くことなのです。誰に手紙を書こうかなぁ?と考えていたら、風さんが通り過ぎていったので、風さんに手紙を書くことに。それをきっかけに、くじら、あり、ヤジルシ、でんしゃ、そしてコスモスに手紙を書きます。 ユーモアたっぷりのお話でした。 字は16ptくらいで行間は1行あいています。漢字はほとんどなし(「日」くらい)で、あってもルビ付き。カタカナにもルビ付き。 |