Que sera, sera

2005/04/12(火)13:12

学校の新学期が始まって思ったこと

息子のはなし(432)

新学期が始まり、早3日目。 息子も娘も昨年度の先生(保育士さん)が持ち上がりで担任になったので、 親の私としてはホッとしてます。 子供たちの性格を知り尽くしてくださってます。 昨日、息子がクラス名簿を持って帰ってきました。 メンバーを見て一安心。わりと落ち着いたお子さんが集まっている感じ。 特に、息子と同じ塾に行っているもう一人の男の子と初めて同じクラスになって、 かなり安心しました。 この男の子、塾では常にトップのクラス。公開模試でも成績優秀者としてほぼ毎回 名前が掲載されるような優秀児くん(チョークを投げてたメンバーではありません)。しかも、勉強だけじゃなくてスイミングも続けているとかで、 うちの息子とは余裕が違う。 授業参観の時にどんなお子さんなのか見るのを楽しみにしてます。 いつも、学校のクラスでは「たぬきちは勉強ができる」と評価されていたらしい 息子(笑っちゃうんですが^^;)。高くなった鼻をへし折られてらっしゃい~。 息子も、そういうお子さんと学校でも生活をともにすることで、 なにかよい影響を受けるのではないかと、ちょっぴり期待してます。 で、昨日学校からもらってきた学校の6年生の教科書を見せてもらいました。 で、算数の教科書を見てびっくり!! なにこれ~?!絵本??全体的に写真、イラストや図解での説明が 多くて、読むところなし。計算式もほとんどみあたらず。 息子と一緒に笑っちゃったのは、3ページめにのっていた、 教科書に出てくるキャラクターの絵描き歌(算数に関係なし。これ、授業でやるのかな?)。 最後のページには付録として組み立て式の「くまさん」さいころ。 これが6年生の教科書??5年生の教科書の方が読むところが多かった 気がするのだけど。 立体を勉強するための「くまさんさいころ」なのでしょうけど、 6年生にもなって、くまさんが嬉しくて算数に興味を持つ子が いるのだろうか?絵描き歌で算数が楽しくなるのか? あれで喜ぶのはうちの娘(5歳)くらいの年齢の子じゃないのかなぁ? (実際ほしがってた娘) 算数は、教科書は眺めるもの、あとは付属のドリルで勉強、 って感じなのかも。 国語の教科書も、字が大きく、時代なのか「読むための文章」は少ない感じ。 有名な文筆家が書いている文章は3つだけ。あとは、討論の仕方や 文章の書き方、漢字の成り立ちなど、「解説」に多くのページがさかれて いました。 こっちも、5年生の教科書の方が読んでておもしろかったような。 昔、学校の教科書に載っている物語を読むのが大好きだった私にとっては ちょっと不満な内容。時代なのか、もともとこんなもんだったのか? 理科と社会に関しては、まあこんなもんなのかな?という感じでした。 特に、今、中学の教科書で問題になっている現代史の部分は、 簡潔な文章ながら、ポイントを押さえた表現になっていて、 興味深かったです。 ただまあ、こんな比較をしても虚しいだけなのですが、 塾のテキストと比べると、学校の教科書はあまりにも内容がスカスカで あらためて驚きました。 あそこまでスカスカにしないと、多くの子供たちが勉強に興味を持って くれないのかなぁ? そんなことはないと思うのだけど。もっとやらせればできると思うのだけど・・・? 「くまさん」を見てて思ったのですが、 教科書作りに携わっている方々は子供の能力を過小評価しすぎてないか?? 子供を大人に育てよう、というスタンスではなくて、子供がおこちゃまのまま でも勉強ができるようにレベルを低くしている感じ。 なにか、まちがってるよなぁ・・・。 う~ん、まぁ、文句ばかり言っても仕方がない。 泣いても笑っても、小学校の最終学年。 とにかく楽しい思い出をたくさんつくってほしいな、と思った、 新学年のスタートでした。

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