Que sera, sera

2007/10/22(月)10:16

読書の秋のムスコ

息子のはなし(432)

小学生時代には、自分から本を読むことがなかったムスコ。 中学に入って、読書が宿題、という、ムスコにとっては苦行苦難の 日々始まったわけですが、 どーしても本に向かうことが出来ず、大変苦労しておりました。 そんなムスコが・・・中2になってからやたらと本を読むようになりました。 ムスコの学校では、1ヶ月に本を何冊、合計何ページ読んだか、 先生に報告しなければならないのですが、 昨日、 「今月はねぇ、もう2000ページも読んだよー!!単行本9冊!」 と、意気揚々。 おお、すごい!!!・・・と素直に喜んであげたいのですが。 何をそんなに夢中になって読んでいるのかと言いますと。 西村京太郎 時刻表を駆使したトラベルミステリーです・・・。 ま、読書ですよね、立派な読書なんですけどね。 ちゃんと活字を読んでるわけですから、ムスコとしてはものすごい 成長なわけで、素直に喜んであげなければならないんですけどね・・・ 人殺しの話ばっかりでいいのか(ー"ー)? ただ・・・西村京太郎というのは、私にも大変馴染みのある作家さんでありまして。 父の愛読書なのです。 私がまだ実家にいた頃から、ずうっと、父の傍らには西村京太郎ミステリーが 置いてあって、私もときどき、読んでました。 つい最近まで、父は新刊が発売になるたびにうれしそうに買って帰ってきていた と、母がいってました。 今年の初めに倒れるまでは。 この間、実家に帰ったときに、父が使っていた部屋を整理して、 まだ新品同様の西村京太郎ミステリーを何冊か発掘(?)し、 ムスコのために持ち帰りました。 出不精だった父は、あまり旅行に出ることはなかったのですが、 トラベルミステリーを読んで、 TVで映像化されたミステリードラマを見て、 旅している気分になっていたようです。 そんな作家さんの本なので、 ムスコが読んでも・・・ま、いっか、と思ってます。 父が元気だったら、 おじいちゃんと孫で話が弾んだだろうな・・・と思うと、とても残念なんですが。 でも、あんまり同じ作家のものを読んでも飽きてくるだろう~?と思っていたら、 「ミステリー自体が面白くなってきたから、違う作家の本も借りてみましたー!」 というので、そうかそうか~♪とちょっと喜んでタイトルを見たら ・・・ 「○○号、○時○分の~~」 作家が違っても、時刻表ミステリーかよっっ! どうせ時刻表ミステリーなら、 元祖時刻表ミステリー、 松本清張の「点と線」 くらいは読んでおいたら?とお勧めしてるんですが(^^;;;) ドラマ化されることですし。 テレビ朝日『松本清張 点と線』   主演:ビートたけし そんなムスコ、中間試験では、前回の実力試験での下落を若干挽回。 いつもの定位置、真ん中くらいを死守しました(^^;;;)。

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