テーマ:中学生ママの日記(17898)
カテゴリ:英語のお勉強
6年前、ムスコが中1の時、学校からもらった
中学の英語の検定教科書を見たとき、 なんじゃこりゃ?と思いました。 文法的な説明がほとんど書かれておらず、 練習問題らしい練習問題も記載されてなくて、 ただひたすら、英文が書かれているだけ。 日本語と英語は言葉の並び方(語順)が違う、 という点に全く触れずに、 いきなり、肯定文だけでなく疑問文が入った会話文が 並んでいて、 人称代名詞の変化とか、単数形・複数形とか、 それによる動詞の変化とか、過去形とか そういう点については、見逃してしまいそうなくらい さらっとしか触れていない。 この教科書で、中学校の先生はどういう授業をしているんだろう? 副教材とかあるのかな? と思っていたのですが、 塾をやっている母に当時聞いたらこんな答え。 「副教材なんて何もないわよ~。 この教科書で習ってみんな英語がわからなくなっていくのよ」 と・・・(ー"ー;) 塾を潤すシステムですか?みたいな。 6年前はそんな教科書でした。 ところが、中1になったムスメが学校からもらってきた 今年度の検定教科書を見てみてびっくり。 いわゆる、昔の通りの、文法を中心に据えたテキストに変身してました。 しかも、6年前の教科書と比べると、 ずいぶん説明が丁寧でわかりやすくなっていて、 ページ数が32ページも増えています。 日本語で書かれた英文法の説明がずいぶんと懇切丁寧になり、分量も大幅増。 各単元で学習する文法ポイントもきちんと絞られていて、 テキストのページの下部にその説明が記載されています。 テキストに書かれている会話文も、そのポイントにきちんと沿っていて 逸脱部分はなし。 単元の終わりに文法的な説明が日本語でまとめられていて、 日本語と英語の違いを明記。 ポイントに沿った練習問題も掲載されており、 学習したことを応用して復習できる体裁になっています。 巻末には”重要構文復習リスト”と”Word List”(abc順)が添付。 そして、いったん絶滅した(^^;)筆記体が復活。 とてもわかりやすい教科書に変化してました。 いつ変わったんでしょう? やっぱり、脱ゆとりが始まった今年度から・・・? だとしたら、前の教科書を使っていた学年の子どもたちの なんと気の毒なことか・・・。 で。やっぱりラジオ基礎英語Iに疑問が残りました。 検定教科書が、いわゆる”旧来の”教育方式に戻って、 学校では基礎的な部分からきちんと積み重ねて教えているのに、 ラジオ基礎英語Iがそれを無視していきなりわけのわからない会話文から 始まってるわけで・・・。 実は、ムスメ、基礎英語Iが若干ギブアップ気味になってきました。 キーセンテンスが長すぎて聞き取れないことが多くなってきて(汗)。 最近、そんなムスメをキッチンからこっそり見守りながら、 やってることが怪しげになってくると口を出して、 煙たがられています・・・(^^;;;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 21, 2012 02:26:17 PM
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