Que sera, sera

2015/06/15(月)23:23

転勤?

日々のできごと(615)

出張から帰ってきたオットがこんなことを言い出した。 「名古屋に来ないかって言われた」 ・・・ 「来ないか?の意味するところは、”訪問”ではないよね」 と、一応確認してみたんだけど。 「うん、転勤」 と。 ・・・・・ 今住んでいるこの地に引っ越してくるとき、 「もう転勤はしない。退職までずっとここにいる」 と言っていたんだけど。だからマンションも買ったしなー。 1年半後に大きな人事刷新があるから、そのときに名古屋に来ないか、という 打診だったようです。 「ボクとしてはどちらでもいいから、家族の希望を優先したいと答えた」 というオット。 なんだその、「どちらでもいい」発言。 ずっとここにいる気なら、「どちらでもいい」じゃなくて、 「お断りします」だよね・・・。 ってことは、オット、本心では転勤のオファーを受けたいのか、と察してしまった のでした。 でも、1年半後に家族で引っ越しは無理というもの。 ムスメはあと2年半、高校に通う。 その後は、ムスメも県外に出ることになるけれど、 できれば、成人式はお友達がいるこちらで迎えさせてやりたい。 中高のお友達はみんな、進学で日本全国に散らばっていくだろうけど、 成人式に集まる場所は、やっぱり学校がある土地だから。 ムスメ自身も、結婚して子どもができたら、孫を連れてこの家に帰ってくる つもりでいるし。 そして私。 かつて、7年間住んでいた京都は、第二の故郷のごとく慣れ親しんだのだけど、 今住んでいるこの地方には、もう15年も住んでいるのに、 全然、なじんだ気がしない・・・(ー"ー) お友達になったのは、前に住んでいた宿舎の人たちか、県外から嫁いできた人たち。 今の職場でようやく、地元生まれ地元育ち地元で地元の人と結婚して実家のそばに住んでます という人と巡り会ったけど。仕事以外のお付き合いはないし。 何をやるにも都会との違いを常に意識させられ、 (全国でロードショーしているはずの映画でさえ、ここでは見られないという現実・・・) したいと思える仕事もなく(いやまぁ、現在パートには出てますが)、 狭くて濃い人間関係の中で窒息しそうになってたこともあり、 いやもう、出ていけるもんならいつでも出ていくわ と思っていたけど。 いざ、「名古屋に転勤(かもしれん)」 という話が出たら。 「どーぞ、単身赴任で」 と答えていました(^^;) 数は少ないけどこの土地でお友達になった人たちの顔が次々と浮かんできて、 あらためて、15年の重みを思い知ったのでした。 今のところ、今のパートの仕事も、迷走しながら辞めたいとまでは思わない・・・ っていうか、まぁ結構面白いし、 もうちょっと時間ができたら、またお茶を習いに行きたいし、 お友達になったあの人ともこの人とも離れたくないし。 ただ、一つ、いずれは私も名古屋に住んだほうがいいかもしれない、と 思い当たることがありました。 名古屋は、オットの実家にも私の実家にも、今住んでいるところよりははるかに近いし 交通も便利なのです。 もはや、いつ何時、何が起きるかわからない年齢になった二人の母。 義父と父が他界した時に、どちらにも間に合わなかった、という悔いが残っています。 でもなぁ・・・名古屋かぁ・・・。 京都だったら行くんだけどなぁ・・・。 あ、名古屋に不満があるというわけではないのです。私自身、学生時代の2年間と 新婚当時の数か月を過ごした土地ですし、 なにより、私が翻訳者となる機会を与えてくれたのは、まぎれもなく、名古屋です。 翻訳の仕事のことを考えたら、名古屋の方がずっと需要があるのです。 でもねー・・・なんでだろう・・・ためらうなぁ、名古屋。 っていうか、自分が考えていたより、私はこの土地に愛着を持っていたんだな、 と、再確認。 もっと、時間を大切に過ごさなければ。

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