読書中毒?
小さい頃から、読書が好きでした。一番最初の読書の記憶は「ちいさいモモちゃん」ちいさいモモちゃんモモちゃんシリーズが大好き、というより、惚れ込んでしまって、次々と買ってもらっては読んだ記憶があります。今でも本の表紙を見るだけでドキドキします(^^)小学校高学年の時には、学校の図書室の気に入ったシリーズものを読破したり、ミステリーにはまったあとで、SFにはまり、合間合間に海外の少女文学などもしっかり読んだり(キャンディ・キャンディ全盛の時代(^^;))、長期休暇には、何冊読めるか挑戦してみたり。読み始めたら時間を忘れて一気読み、でした。ところが、ですよ。母親がこんなに読書好きだったのに、うちの子どもたちときたら二人とも、読書嫌い。学校で強制されるまで、読み始める気配すらありませんでした。実は、私は、子どもたちの前で読書している姿を見せたことがありませんでした。子どもが生まれるまでは、自分の自由になる時間が山のようにあって、本の一気読みをしても何の不都合も生じなかったわけですが、子どもが生まれて、子どもがある程度規則正しい生活をしなければならない年齢になったときに、私は数回、大失敗をしでかしました。あれはムスコが小さかった頃。保育園からムスコを連れ帰って、ほっと一息吐いたときに、ついつい、購入したばかりの本を読み始めたのです。はっと気がついたら、夜の9時を回っていました(ー"ー)ムスコは、気が向くままにおやつを食べて、眠ってしまっていて…。これはいかーーーん!と思って、何度か、読書は一定時間で切り上げるという挑戦を試みたのですが。ことごとく失敗。それ以降、家での読書は封印しました。その後、大量の日本語の文書を読むことが仕事になってしまったために、あえて余暇に文字を読もう(読書をしよう)という気にもならなくなって、本を読まなくなりました。ときどき、実家に帰るときの乗り物の中で本を読んだりしてはいましたが(乗り物だと、乗降のために強制的に読書を中断できるから)。それが最近、上の子どもは家を出て、下の子どもも中学に入って、私の仕事もずいぶんとヒマになり(爆)せっかく時間ができたんだから、と、ノンフィクションの翻訳の勉強などをし始めたりしたら、「語彙の幅が小さい」と指摘され(泣)そういえば、アウトプットばかりで、インプットを全然してない、ということに気がついて。もうそろそろ、おうち読書を解禁してもいいかも~~~?!と思って、解禁したら。やっちゃいました。『ジェノサイド』と『天地明察』、3日間で一気読み。ふと身の回りを見てみたら、せっかく片づきつつあった床の上にものが散乱し、洗濯物が山のように積まれ、夕食の時間がどんどん先送りに・・・。母が読書に没頭する姿を初めて見たムスメから「ほどほどに……」という警告を受けました(^^;;;)まだ読みたい本はいっぱいあるんですけど、どうしよう…。ちゃんと自力で中断できるようになれればいいだけの話なんですが(^^;;;)