
三交湯の山温泉行き 三重交通バス
近鉄・湯の山温泉駅前から、三重交通バスに乗って、終点、三交湯の山温泉まで約10分、大人280円です。

御在所ロープウェイ 湯の山温泉駅
バス停から御在所(ございしょ)ロープウェイまでは徒歩で10分。途中、ほとんどが上り坂で階段もありますので、歩きやすい恰好がお勧めです。なお、車の場合には、ロープウェイの近くに有料の駐車場があるそうです。

渓流
途中の橋の上から撮影したのが上の写真。この上流には、渓流を売り物にしているお宿もあるようです。

ロープウェイのゴンドラが見えてきました。それにしてもすごい霧です。景色を楽しむどころではなさそうですが、来たからには、山頂を目指すしかありません(笑)。

ロープウェイの駅周辺
御在所ロープウェイは、三重県菰野町にある湯の山温泉から、鈴鹿山脈の主峰・御在所岳(御在所山とも)山頂を付近の山上公園駅までの約2.1km、標高差約780mを結んでいます。昭和34年(1959年)に開業しました。最大で38台のゴンドラを使用します。

完成当時は、6つの「世界一」がありました。
・線路水平全長 2004m
・線路斜全長 2159m
・起終点高低差 780m
・客車数 30両
・毎時最大輸送人員 1248人
・最高支柱高 61m(6号支柱)
中間には7本の支柱があり、そのうちの6号支柱の高さ61mは、いまだに日本一の高さなのだそうです(世界の記録は不明)。

上っていくにつれて、深いモヤの中に。すれ違うゴンドラは見えますが、前後に続いているはずのゴンドラはまったく見えません。日本一の6号支柱も、写真を撮ることもままならず、あっという間に過ぎてしまいました。残念。

ゴンドラを支えるケーブルの見本

保守用のゴンドラ?
麓側の駅の中には、他の赤いゴンドラとは異なるゴンドラがありました。どうやら進行方向に開く扉があるようですから、おそらく保守のときに使われるのではないかと思います。
ちなみに今年の定期点検は6月9日(火)~25日(木)とのこと。この期間はロープウェイは運転休止です。ひょっとしたら保守用のゴンドラの出動が見られるのでしょうか。