|
カテゴリ:音楽
神奈川・横浜に新しいホール[神奈川芸術劇場]が出来ました。
今日はその竣工式と内覧会だったんですけど・・・ 何と何と、ご招待されてしまいました(大汗 緊張しながら受付を済ませ、席に案内されて待つこと10分ほど。 10:00から、まずは「神奈川フィル」管弦楽団の方による演奏、 (「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の第一楽章でした。) その後、NHK横浜放送局アナの司会進行で、 主催者挨拶、事業経過報告、来賓祝辞、 来賓紹介(ここで同館芸術監督の宮本亜門さんからの挨拶も) 祝電披露、テープカット・・・ (ここまでは報道関係者以外の撮影は禁止されていました) (壇上で写っているのは左が神奈川県知事、右がNHK横浜放送局長。) その後、獅子舞が登場し、お祝いムードを盛り上げて式典は終了。 いよいよ内覧会になります・・・ 高いロビーです、吹き抜けは1階から7階まで続いています、 右側の出っ張っている所が5階から上にある、 メインホールの客席の後ろの部分になります・・・ 吹き抜けの一角にはFMのスタジオがあるみたいです。 階段で2階へ・・・ レンガ造りですね・・・ 2階の端から入口方向を見た所です、入って来ると奥が吹き抜けになっています。 吹き抜けの周りを右回りに上っていって・・・ 5階まで来ました・・・ 上の画像の立ち位置で言うと、右後ろがホール入口になります・・・ 正面が1階席、上が1階席後ろ、その上が2階席です。 中へ入って、舞台袖を抜けて・・・ ステージに出て来ました☆ 真っ先に探したのが・・・ これ(笑 いやいや、『 こー 』にとっては当たり前「センターライン」です! ステージ一番奥から客席方面を撮った所・・・ 一番奥からステージ間口の左右に向いて撮った所。 ステージは間口が16.4m、奥行は31m、 間口裏の「袖」は38m、相当ゆとりがあります。 天井高も高くて27mあります。 床面はベニヤ、張替えもすぐに出来る様になってます、 気兼ねなく思いっきり釘が打てますね(笑 客席です、ステージセンターの一番前から撮った所・・・ 同じ場所から左右を撮った所、 前の座席と重ならない様に座席半分づつズレてますよね。 客席数は1300席、1階から3階まであります。 1階席は可動式で「オーケストラピット(オケピ)」があるのはもちろん、 客席の前半分の殆どを格納して無くしてしまったり、 あるいは1階席の後方をUPさせて(こういう発想はなかなか無いです) 2階席最前列と1階席最後列を繋げて境目なく連続して配列したり、 様々な形に出来るそうで、ステージのレイアウトも今までには無い形が考えられます。 完全に1階席の真ん中まで張り出したステージは想像できるけど、 客席の真ん中まで花道を作ったり、小さいセンターステージも出来そうですね。 シートピッチも、かなりゆとりがあります。 1階席8列目センターから見たステージ、 (8列目にしたのは『 こー 』なりの拘りです。) フレームに収まらないくらいの間口の広さです。 この後、220席ある「大スタジオ(ここの「小ホール」)」を見ましたが、 間口21m、奥行き18mのステージを備えていて、 客席とステージがほぼ同じ大きさという感じでした。 音が響かない構造と音響なので、演奏には向かないけど、 例えば劇団が使うにはちょうどいいものだと感じます。 そこまで見て、内覧会は終了・・・ 外に出て来ました。 普通に来て、すぐ目に付くのはこの入口です。 外壁に[NHK]のロゴがあるのは、 この建物が[NHK]横浜放送局と併設しているから、 横浜放送局もこの建物に引っ越してきます。 この窓ガラスが気になったんですけど、内側から見ると・・・ 外側にフィルムを貼っていて、内側にブラインドをしていたんです、 絹(シルク=横浜開港当時の主要輸出品)をイメージしています。 建物裏の搬入口と楽屋入口を見て・・・ 表に戻ってきました、これが外観で「本町通り」に面してます。 この左の道・・・ ここを行くと・・・ [神奈川県民ホール(カナケン)]があって、 両ホールは歩いて2・3分くらいの位置です。 「カナケン」みたいに、そのうち「神奈芸=カナゲイ」とか「神奈劇=カナゲキ」 なんて呼ばれる様になるんでしょうか・・・ そう呼ばれる様になれば、それだけ認知されたと言う事にもなると思うんですよね。 運営については「カナケン」と指定管理者が同じで、 両ホールを一体運営するとの事で、規模的には・・・ 「カナケン」=大ホール、「カナゲイ」=中ホール、でいいんだと思います。 どっちがメインで、どっちがサブとか、そう言う事でもないんだけど、 『 こー 』の感覚的にはそういう感じになりそうです。 設備面ではどちらも申し分ないですね、これだけ高機能のホールが、 大都市の中心地に隣接して建っている場所なんて日本中探したって、そうはありません。 今まで「カナケン」になかったものを補完しあえるだけでなく、 高稼働率を誇る「カナケン」が日程的に、 あるいは客席数の関係などで逃していた(と思われる)公演を 呼べる様になると思われます。 横浜は観光地や都市としては申し分ないと思うけど、 エンターテイメントの面では発信力が足らないと言われて来ました。 今回[神奈川芸術劇場]が出来た事で、その部分がどう変わっていくのか、 とても興味があるし、楽しみです。 以前に多少とはいえ、 コンサートやイベントに携わる仕事をしていた身としては、 すっっっごい!!楽しかった♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月06日 01時07分54秒
[音楽] カテゴリの最新記事
|