焼きプリン
最近、マメの話題ばかりなので、先日書きかけていた話をひとつ。2月末のお話です。*********今日、私はおでかけをして夫っとに車で迎えに来てもらった。途中で夫っとが「買うものがある」というのでコンビニに寄り道。私は車の中でまっていた。何買ったの?と聞いても「ひ・み・つ」とのこと。そして夜ご飯が済んだ後、台所にグラタン皿が二つ登場。あっ、「ひ・み・つ」がわかった。その前の週、私はちょっと体調が悪く、食欲不振、夕方には微熱もあって夫っとにプリンを買ってきてもらうということがあった。で、私がぷりんを食べはじめると突然夫っとが「それ、上を焼いたら、おいしんじゃないか~」と言い始めたのだ。夫っとはサンドイッチやハンバーガーなども買ってきたらトースターで少し焦げ目をつけるという「焼き」ずき(?)。居酒屋でお刺身をたのんだ時もあぶったほうがおいしそうなネタは焼き物で出た七輪の上であぶりつつ、日本酒ぐぴってなものである。話を戻そう。できあいの安ぷりんとはいえ、私が楽しく食べているぷりんをダメにされたくはない。「こういうのってバーナーとかで焼き目つけるでしょ、ふつー」と私が牽制すると「そうだよ、バーナーで焼こうよ。焼きたい、焼きたい。」とふんばる。「うちにそんなものあるの?」「ある!」(夫っととても嬉しそう)バーナーの直撃にあい、カップのプラスチックが溶けて無残な状態になったぷりんのイメージが頭をよぎる。「ぜっっっーーーたい、ダメ」しょげた夫っと。そう、彼はぷりんを焼くという欲望を忘れることはなかった。さっきはコンビニでぷりんを購入していたのだ。グラタン皿にいれて焼くわけね。そりゃあ、そうでしょうね。そしてプリンの上に砂糖をふり、バーナーでぼーぼー。確かにバーナーでバリバリに焼かれた表面は香ばしくておいしかった。クリームブリュレになったわけですな。しかし、こんなできあいプリンに熱い情熱を傾ける夫っと、あんたって人は・・・まっ、「次はたぬ子が本格プリンを作ってくれればな~」というコメントもあったが軽く無視しておいた。自分でやらなきゃネ。そういえば昔、バーナーで表面を焼くすっごくおいしそうな料理のレシピを持ってて、やってみたかったんだけど、こんなこと家でできるわけないじゃん、とあきらめてたんだよね。今なら可能なんだな~。でも、そんなレシピ、とっくにどっかいっちゃてるよぉ。