2013/09/03(火)13:16
全米オープンテニス 第8日 フェデラー&ナダル
次はナダルvsフェデラーだと思っていましたが、UPSETが起こりました。
なんとフェデラーがストレート負け。
フェデラーvsロブレド 0‐3(6‐7、3‐6、4‐3)
フェデラーは調子が悪かったです。
サーブも入らないし、ミスショットも。
それより、ロブレドが素晴らしく良かったです。
サーブもフォアのストロークも力強く、サーブで点を取れていたのが良かった。
これまでのフェデラーの勝ち上がりはストローク戦になる前に勝負を付けていたのですが、この試合ではラリーに持ち込まれてしまい、ストロークの力負けに。
ロブレドの予測も良くて、ロブレドのいる方へボールが飛んでくる感じ。
そしてロブレドは渾身の力を込めて打って来ているので、フェデラーには辛そうでした。
確かに気になってはいました、3回戦までフェデラーがラリーをしていないこと。
相手がラリーに持って行けるほど力がなかったのですが、力のある相手と当たったら調整ができていないな、と思っていました。
ナダルの試合を見ていると試合中に相手とラリーする中でコンディションを整えていってたので、フェデラーとは逆だな~と。
そのナダルですが、第1セットこそタイブレークで落としましたが、サービスゲームは落とさずその後3セット連取で勝ちました。
ナダルvsコールシュライバー 3‐1(6‐7、6‐4、6‐1)
第1セットのナダルのファーストサーブの確率が40%、その後セット間にバスタイムブレイクに行ってからの第2セットのファーストサーブの確率が78%(だったかな)と2倍に。
これが勝因とも言えるかも。
第1セットはフェデラー戦とかぶっていたため途中から観戦。
試合の立ち上がりはコールシュライバーのサーブやリターンが素晴らしく良く、ネットプレーなどナダル対策が功を奏していた感じ。
それが第2セットからナダルがラケットも変えてギアを上げてきた感じです。
ファーストサーブを入れてくるようになって、第1セットはどうしても取り切れなかったコールシュライバーのゲームをより圧力をかけてブレイクしに行ってました。
コールシュライバーはゲームを落としてからファーストサーブを引っかけたり、チャンスでミスするようになりました。
コールシュライバーのブレイクチャンスは結局1回だけだったかな?
ナダルがコールシュライバーを左右に大きく振る振る、かなり走らされていました。
ナダルの試合中の調整能力には恐れ入ります。
そして、決まったと思ったショットを凄いコースへリターンするスーパーショットも。
あれを見せつけられると対戦相手もがっくりきますね。
さて、次はナダルvsロブレドでスペイン対決。
フェレールも残っているので、その次ももしかすると(その可能性は高いですが)スペイン対決となるのですねぇ。
フェデラーの4回戦敗退は10年ぶりだそう。
そして、フェデラーと同期のロブレドはフェデラーに初勝利。
雨中断後の試合で湿度が高かったせいか、ナイトセッションにもかかわらず、ナダル滴るような大汗でした。