2007/09/22(土)20:38
『プロデューサーズ』を観たぞ~!
『プロデューサーズ』を観ました
トニー賞史上最多受賞記録を樹立した傑作ミュージカルを
舞台オリジナルキャストで映画化したミュージカル映画です
>>『プロデューサーズ』関連
原題:THE PRODUCERS
ジャンル:ミュージカル・コメディ
製作:2005年・米
上映時間:134分
監督:スーザン・ストローマン
出演:ネイサン・レイン 、マシュー・ブロデリック 、ユマ・サーマン 、
ウィル・フェレル 、ゲイリー・ビーチ 、ロジャー・バート
【ストーリー】
最低のミュージカルをプロデュースせよ!?1959年のニューヨーク。
落ちぶれた大物演劇プロデューサー、マックスの事務所に会計士のレオが訪れた。
帳簿を調べたレオが、ショウがこけたほうがお金が儲かるという摩訶不思議な事実に
気づいたことで、マックスのやる気が充満。
レオを巻き込み、大金をせしめようと、初日=楽日を目指す史上最低のミュージカルの
プロデュースが始まった!
そしてまたとない史上最低の脚本「春の日のヒトラー」が見つかる…。
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ここから先はネタバレを含みます。ご注意を
傑作ミュージカルの映画化で話題の本作ですが、オリジナルは映画作品で、
メル・ブルックス監督・脚本でアカデミー賞のオリジナル脚本賞受賞、
助演男優賞ノミネートに輝いた作品なんだそうです。
ミュージカルとしては、01年度、トニー賞史上最多受賞の12部門を独占という
輝かしい記録も持っています。
今回の映画化にあたって舞台版の演出家が監督、主演のネイサン・レイン、
マシュー・ブロデリックを含め、オリジナルキャスト4人が出演。
ネイサンとマシューの2人のオリジナルキャストの息の合った演技は流石でした
最近重いテーマの映画ばかり続けてみていたので、この徹底的な馬鹿差さ加減が
かえって潔く、面白かったです
下ネタ、ナチス、ちょっと欲求不満な老女、ゲイなどが出てくるので
まじめにとらえてしまう人にはキツイ内容だと思うけど、
ドラバタコメディをそのまま受け入れられればとことん楽しめちゃいます
マシューのブルーの毛布への異常な執着、明るくいいかげんなネイサンの
主人公2人のキャラクターが独特でパニックに陥ったマシューにネイサンが
水をかけたりして落ち着かせようとしてますますヒドイ事になってしまったりして、
はじめから笑わせられました。
ナチスを愛しているウィル・フェレルとマシュー&ネイサンの屋上でのやりとり、
サインするまでに歌ったり踊ったりさせられ困りながらもやりきるところも
笑いました。
ゲイの演出家にオファーに行ったところも次々個性的なゲイ仲間が出てきて
可笑しくてお腹が痛くなった
急遽ゲイリー・ビーチが舞台でヒトラーの役をやることになって登場したシーンから
僕は大うけでした
あの滑稽さがたまらなくいいんです
ユマ・サーマンも北欧から来た女優の卵なので訛りまくりの英語で
かわいらしくセクシーで「春の日のヒトラー」の舞台上では手足の長さ、
スタイルの良さで存在感を発揮していました
ストーリーもテンポ良く進むので全然飽きることなく頭を空っぽにして大笑いできました
難しい事は一切考えないでたまにはこういう一見くだらないバカ映画に身をゆだねるのも
いいもんです
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