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テーマ:映画レビュー(983)
カテゴリ:映画 ラ行
『リード・マイ・リップス』を観ました
『天使が隣で眠る夜』のジャック・オディアール監督が手がけた、 ハンディを背負った孤独な女と、過去を背負った無造作な男が織り成す 危険な香りの漂うサスペンス・ラブストーリーです >>『リード・マイ・リップス』関連 原題:SUR MES LEVRES/READ MY LIPS ジャンル:サスペンス・ラブストーリー 製作年度・国:2001年・仏 上映時間:119分 監督:ジャック・オーディアール 出演:ヴァンサン・カッセル 、エマニュエル・ドゥヴォス 、オリヴィエ・グルメ 、 オリヴィエ・ペリエ 、オリヴィア・ボナミー 【ストーリー】 土地開発会社に勤めるカルラは、35歳の独身。 耳が不自由で普段は補聴器をつけている。 同僚たちは影でカルラをからかっているが、彼女は唇の動きからすべてを読み取っていた。 ある日カルラは、ストレスから眩暈を起こし、社長命令でアシスタントを募集する。 雇い入れたのは、刑務所から出たばかりのポール。 どこか危なげなポールに興味を抱くカルラ。 やがて2人は、お互いを強く意識し始める。 その頃ポールは、大金を手にするため、カルラの読唇術を利用しようとしていた…。 耳の聞こえない孤独なカルラを今作で2001年フランス版アカデミー賞ともいえる セザール賞主演女優賞を受賞したエマニュエル・ドゥヴォスが魅惑的に演じ、 刑務所帰りの粗野で野性的なポールを『オーシャンズ12』で大活躍し、 『オーシャンズ13』でもったいない使われ方をしたヴァンサン・カッセルが好演してます。 フランスを代表する2大俳優が強烈な存在感をあらわしているこの作品、 美男美女とは言えないようなお2人ですが、それがかえって危うげな愛情を 効果的に魅せてくれてました 障害を持つ女性と犯罪なんて観たことなかっただけに、そこに目を付けた ジャック・オーディアール監督はスゴイです 難聴のカルラが孤独な人生から抜け出そうとして、犯罪に手を染めていく戸惑いと、 危険な香りのするポールに惹かれていく女心がうまく描写されてます。 正反対の人生を歩んできた2人が、お互いに利用し合い、 駆け引きを繰り返す危険な関係の中で、奇妙な絆が深まり、 それが静かに激しい愛情に変化していくこの歪んだ愛の形。 おフランスちっくで実に官能的ではありませんか サスペンス要素よりも、主演2人の歪んだ感情が交差する部分に 重点が置かれた危うげなラブストーリー的な要素が濃い映画でした
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