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テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:映画 ラ行
『レディ・イン・ザ・ウォーター』を観ました
『シックス・センス』『サイン』のM.ナイト・シャマラン監督作製新感覚の映画。 アパートに突然現れた妖精のような娘と、彼女を救うために団結する住人たちを 描いたファンタジードラマです >>『レディ・イン・ザ・ウォーター』関連 原題:LADY IN THE WATER ジャンル:ミステリー/ファンタジー 製作年度・国:2006年・米 上映時間:110分 監督:M・ナイト・シャマラン 出演:ポール・ジアマッティ 、ブライス・ダラス・ハワード 、フレディ・ロドリゲス 、ジェフリー・ライト 、 ボブ・バラバン 、サリタ・チョウドリー 【ストーリー】 クリーブランド・ヒープ(ポール・ジアマッティ)は、これまでアパート“コーブ”荘の 設備の修理にまぎれ、静かに世間から身を隠して過ごしてきた。 しかし、ある夜、クリーブランドは質素な建物の平凡な日常に身を隠した、 もう1人の人物を見つける。 それはストーリーという名のミステリアスな若い女性(ブライス・ダラス・ハワード)。 彼女はアパートのプールの下に位置する通路に住んでいて、おとぎ話に登場する 精霊(ニンフ)のようなキャラクター、“ナーフ”であった。 彼女は悪い“怪物”に狙われており、“怪物”は彼女が自分の世界へ戻ることを 断固邪魔しようとしていた。 ストーリーの自由につながる扉を開けるためには、アパートの住民たちと協力し合い、 そしてストーリーと関わることで引き出された特別な能力を発揮しなければならない…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を M.ナイト・シャマラン ワールド爆発の映画でした 『シックス・センス』的な大どんでん返しは今回はなしです。 シャマラン監督は、今までの作品では、控えめにチラッと登場していましたが、 今回は主要キャストの一人へ大出世しております ちょい役どころか、彼がいないとストーリーが展開しないかもというくらい、 重要なポジション なんか物足りなくて、急にたくさん出たくなっちゃったのかな~??? パッケージの画像とシャマラン監督ということしか知らなかったので、 『ツイン・ピークス』みたいな殺人とか起こるのかと思いきや、 電源も入れてないのに、RPGゲームの世界へ無理やり連れてこられたかのような 不思議な映画でした。 このアパートの住人は本当に純粋無垢な優しい人ばかり ある日突然プールに現れた一人の女性(ブライス・ダラス・ハワード)を発見した 管理人のクリーブランド(ポール・ジアマッティ)はじめ、みんなが彼女が水の精だと すぐに信用してしまう そのうえ、韓国人住民の知っていた伝説がこの出来事にマッチしているなんて 驚愕な事実 さらに、アパート住民たちは実は水の精をブルー・ワールドという 故郷へ還す役割を持って終結した人々だったなんて事も分かり。 驚愕に次ぐ驚愕の連続なのです アパートに住む個性的な住人たちが、伝説の中の記号論者(シンボリスト)・ 守護者(ガーディアン)・職人(ギルド)・治癒者(ヒーラー)という鍵を握るキャラクターの どれなのかと推理していく過程で、納得できる決定的なものがないのが 若干モヤモヤします あっ、そうなんだってくらいの軽い感じで決まっていくんですよね だからなのか、間違っちゃってたりします あいかわらず、注目しちゃうシャマラン ワールドの魔物たちですが、 今回も面白い 水の精を襲う魔物スクラントさんは、草の毛で覆われた狼みたいで、 あっさり登場しちゃって、怖くないし。。。 お猿さん(?)の掟の万人タートゥティックさんは来るのがすこぶる遅いし。。。 それにしても、ハッピーエンドなファンタジー作品で 唯一かわいそうなのは越してきたばかりの映画評論家さん一人だけ。 人間にみつかったらスクラントさんは逃げるんじゃなかったっけ??? 事実上、密室だったからなのか? 監督は映画評論家に深い恨みがある模様がみてとれます 観るスタンスを間違えるとガッカリしてしまうこと請け合いのこの作品。 いい年したおっちゃんたちがひとつの目標のために一致団結して 力を合わせているということを、ドラえもんばりの温かい目で見守るスタンスで 鑑賞するのがベストでしょう 僕はいつも○○コメディというジャンルで純粋な心の持ち主であろう シャマラン監督の世界を堪能することにしているので、今回の作品も笑いました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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