|
テーマ:TVで観た映画(3798)
カテゴリ:映画 ナ行
『涙そうそう』を観ました
歌手の森山良子が他界した兄を想い作詞した、「涙(なだ)そうそう」の世界観を モチーフに。『いま、会いにゆきます』の土井裕泰監督が妻夫木聡と長澤まさみを ダブル主演迎え映画化した愛の物語です >>『涙そうそう』関連 製作年度:2006年 ジャンル:ドラマ/ロマンス 上映時間 118分 監督:土井裕泰 出演:妻夫木聡 、長澤まさみ 、麻生久美子 、塚本高史 、中村達也 、平良とみ 【ストーリー】 2001年、沖縄。 いつか自分の飲食店を持ちたいと夢見る心優しい青年、稲垣洋太郎。 この日、高校に合格した妹のカオルが、オバァと暮らす島を離れ、 洋太郎のいる本島へとやって来る。 2人は、洋太郎が8歳の頃に、洋太郎の母・光江とカオルの父が再婚し兄妹となった。 だが、カオルの父は間もなく姿を消し、光江も幼い2人を残して他界してしまう。 以来、どんなことがあってもカオルは自分が守る、と心に誓った洋太郎。 そんなカオルと今日からは洋太郎のボロアパートで一緒に暮らすことになっていた。 やがてカオルと久々の再会を果たした洋太郎は、成長した妹の姿にかすかなとまどいを 覚えるのだった…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 若干無理やりっぽいストーリー展開に納得がいかない部分もありましたが、 幼くして親を亡くした兄と血の繋がらない妹なんていう昼ドラ、韓ドラに よくあるドロドロ愛憎劇になりそうな設定を上手い具合に切なく、 爽やかに作り上げれているのには感心しました。 あだち充原作コミック「みゆき」に似ているイメージもありましたね これは、ダブル主演のお二の爽やかが的中したからなのでしょうね 妻夫木聡の演じる那覇で自分の店を持つことを夢見て働くにーにーの洋太郎が 本当に良いヤツで、頑張っているその姿をずっと見せ付けられてきた後での ラストの死は、悲しすぎます。 安易すぎるんですよね。。。 歌手の森山良子が他界した兄を想い作詞した、「涙(なだ)そうそう」を モチーフにした映画なのでしょうがないのかもしれないけど、 あれだけ、血の繋がらない兄弟の恋愛模様に話が移るとドロドロになるし、 爽やかに終わらせるためには仕方ない結末なのかもしれないけど、 こういう安易なラストは好きじゃないです。。。 死=感動なのか? こういう流れには疑問です。 でも、沖縄の雰囲気、主演のお二人の爽やかさ、そして、 なんと言ってもおばあの沖縄言葉には、ほんわかと癒されますな~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画 ナ行] カテゴリの最新記事
|