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テーマ:映画レビュー(887)
カテゴリ:映画 ハ行
『フォーリング・ダウン』を観ました
ささいなストレスが積み重なって、ある日突然キレた生真面目なサラリーマンが、街中を震え上がらせる凶悪犯へと変貌していくさまを描いたハイテンション・スリラーです >>『フォーリング・ダウン』関連 原題:FALLING DOWN 製作年度・国:1993年・米 上映時間:118分 監督:ジョエル・シューマカー 出演:マイケル・ダグラス 、ロバート・デュヴァル 、レイチェル・ティコティン 、フレデリック・フォレスト 、 チューズデイ・ウェルド 、ロイス・スミス 【ストーリー】 猛暑のロサンゼルス中心部。 朝のハイウェイの大渋滞の中に、“D-フェンス”と名乗る一見平凡なサラリーマンが 運転する車があった。 ストレスを溜めすぎて平常心を失った彼は、突然車を乗り捨てると、 別れた妻と娘の住む家へ電話をするために歩きだした。 コンビニで両替を頼むが断られ、言い争いになった彼はバットで店を破壊。 さらに襲ってきたチンピラから銃を奪う。 一方、定年間近の刑事ブレンダーガストは、連続して起こるこれらの事件に D-フェンスが絡んでいる事に気づき、彼の足取りを追うが…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を ストーリーをちょっと読んだら、ストレスが積もりに積もりまくっている平凡なサラリーマンな僕も 他人事じゃないと思って観てみました なんでしょう。。。 ホラーよりもある意味怖いです 些細な事の繰り返しで、イライラが募って…というような単純なことでもなく、 なんかこの日の“D-フェンス”さんはすこぶるついていなかった&異常にキレやすかった 暑いのに、道路工事で渋滞、車のエアコン効かず、電話しようと小銭をコンビニで 両替しようとしたら、何か買って崩せって言われ、値段が高くてブチキレ お店を破壊するという暴挙の結果、バッドGET 続いて、コーラ片手に休んでいたらチンピラに絡まれ、ブチキレ 乱闘の結果、ナイフGET 電話をかけていたら、チンピラがマシンガンで襲撃 通行人に犠牲者多数なのにかすり傷ひとつなし。 ここだけは、強運の持ち主なのです あせったチンピラが事故って倒れている中、ボストンバッグいっぱいのマシンガンをゲット こんな感じで次々グレードアップしていく様子がちょっと笑えます 一方、この犯人を追う警察側には、定年退職を数時間後に控えたブレンダーガスト刑事。 演じているのは、先日観た『シビル・アクション』でも好演していたロバート・デュバル。 いい味出してましたよ~ 同僚のムカつく刑事を殴ったシーンは、なぜかスッキリしたし、 話術が巧みなベテラン刑事って感じが良かったです 背筋がゾクゾクするような変な怖さがある映画でしたが、 “D-フェンス”さんに関する前提はやっぱりちょっと違うのかも。 このマイケル・ダグラス演じる“D-フェンス”さんは、平凡なサラリーマンであるはずないですよね。 キレやすい人、そんな危険分子を持ち合わせている人という感じでではないでしょうか? だから、別れた奥さんも、実の母親も彼に対して異常に怯えているんじゃないかな?? ちょっと引き気味で“D-フェンス”さんや、絡んでくる人物たちを観てましたが、 みんな同じようなことにイライラしているんだなって感じますね。 特に暑い季節は要注意です イライラしても、“D-フェンス”さんのような人をイラつかせたりしないように、 それを表に出さない大人な対応が出来るようにしようと心に誓うのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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