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テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:数字で始まる映画
『300 <スリーハンドレッド>』を観ました
『シン・シティ』でも知られるフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを基に、 スパルタの兵士300人がペルシアの巨大軍と戦う姿を描いたアクション超大作です >>『300 <スリーハンドレッド>』関連 原題:300 ジャンル:アクション/アドベンチャー/歴史劇 上映時間:117分 製作国:2007年・アメリカ 監督: ザック・スナイダー 出演: ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディ、デヴィッド・ウェンハム 【ストーリー】 紀元前480年、それまで千もの国々を征服してきた大帝国ペルシアはスパルタを 次なる標的に定め、ペルシア大王クセルクセスに服従の証を立てるよう迫ってきた。 これに対し、戦士の国スパルタの王レオニダスはその要求を一蹴、100万の軍勢を持つ ペルシアと戦うことを決意する。 そして、レオニダスのもとには強靱な300人の精鋭が集結するのだった。 さらにアルカディア軍などの援軍も得たレオニダスは、海岸線に連なる狭い山道の ホット・ゲートに敵を誘い込む作戦を掲げ、300人の勇士と共に立ちはだかる。 やがて、ペルシアの大軍が現われ、熾烈極まる死闘が始まった。 圧倒的に不利と思われたスパルタ軍は怒濤の攻撃で敵軍を粉砕し、緒戦となる一日目は 勝利を収めるのだが…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 300人VS1,000,000人、真っ向勝負! 余分な物を排除して徹底的に映像美とアクションの見せ方にこだわった作品。 出てくる筋肉ムキムキのスパルタ人の生き様、男臭さがかっいい男の映画で、痺れました なんならヘナ・レディには悪いけど、王女のくだりもいらないくらいでした。 そんな感じなのでストーリーは良くないけど、戦争シーンは鳥肌ものの迫力です 空から降ってくる無数の槍、とことん刺して刺して刺しまくり、斬って斬って斬りまくり、 足とか、手とか、首とかがスパッと飛び、飛び散る鮮血などなど、グロテスクなシーンがいっぱい だけど、映像とスピードが工夫されているので残酷さをあまり感じない、 リアルさを感じない不思議な感覚がしました。 スパルタ=善、ペルシア=悪とした分かり易い図式にするために、 悪物の方のキャラは王様はじめ笑えるほど滑稽なキャラクターなのも潔いです 顔が分からない忍者みたいなアジア人が登場したときには、同じアジア人として 複雑な気分にもなりますが、かっこいいスパルタ人も全日本プロレスみたいな黒パンツ姿だし、 笑いを追及した結果と捉えておきました 史実映画として観ると、『グラディエーター』のような ストーリーがしっかりした骨太の作品の方が断然好きですが、 歴史エンターテーメント作品として観る分には、テンション上って楽しめました フランク・ミラーは、全く違ったジャンルを作り出しのかもしれません。 個人的にはストップモーションって、見せ場ですよ~って強制されているみたいで (この作品に関しては多すぎだったし)、あまり好きではないのですが 不思議とこの作品は楽しめました この迫力は劇場で体験したかったです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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