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テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:映画 ラ行
『ラウンダーズ』を観ました
ポーカーに賭ける法学生の姿をサスペンスフルなタッチで描いた スリリングな青春ドラマです >>『ラウンダーズ』関連 原題:ROUNDERS ジャンル:ドラマ/青春 上映時間:121分 製作国:1998年・アメリカ 監督: ジョン・ダール 出演: マット・デイモン、エドワード・ノートン、ジョン・タートゥーロ、 ファムケ・ヤンセン、ジョン・マルコヴィッチ 【ストーリー】 NYに住む法学生のマイクは、学費をポーカーで稼ぐカード・ゲームの天才。 そんなある日、彼は闇カジノを仕切るロシアン・マフィアのテディKGBに惨敗し、 全財産を巻き上げられてしまう。 これを機に、ギャンブルから足を洗う決心をしたマイクだったが・・・。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を ポーカーに魅せられてしまった男たちの緊張感が漲る心理戦にはドキドキしました 一応、自分の生きる道を模索する青年の青春ストーリーが軸なので、 マット・デイモンが主役のポーカーで学費を稼ぐ法学生マイク役ですが、 脇を固める俳優の存在感の方が凄くて、そちらの方にどうしても目が行ってしまいました ジョン・タートゥーロは、ポーカーで生活費も稼ぐマイクの兄貴分ジョーイを 落ち着き払った大人の頼りになる男として熱演 助けを求めたマイクに誠意を持って話をするジョーイ兄さんの姿が熱かったです エドワード・ノートンは、刑務所帰りのチンピライカサマ賭博師のどうしようもない男ワームを 本当にどうしようもなく熱演 せっかく勝っていてもワームのせいで…、借金の期限の相談に行ってもワームのせいで…、 というふうに、本当にどうしようもないんです そして、初めと最後くらいしか出演シーンがないのに抜群の存在感を表しているのは、 ジョン・マルコヴィッチが演じたロシアマフィアの大物KGB マイクがポーカーから一度は足を洗う決心をさせた張本人です。 ストーリーのキーになってくるクリームサンドクッキーを食べる姿が 可愛らしくも恐ろしいのです クッキーひとつで僕にこれほどの興味と恐怖心を与える男、 ジョン・マルコヴィッチは只者ではありません ワームを見捨てる事が出来ず、彼女に去られたり、踏んだり蹴ったりの末、 弁護士になれるほどの頭脳とチャンスに恵まれていても、ラウンダーの道を 選ぶマイクの成長物語は、なかなか清清しく、爽快な気分になりました いや~、ポーカーの世界も奥が深いです 僕はラウンダーには程遠い世界の住人なので とりあえず、クリームサンドクッキーを買ってきて真似して遊ぶくらいにしておきます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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