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テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:映画 ア行
『アーサーとミニモイの不思議な国』を観ました
『レオン』のリュック・ベッソン監督が、自ら著わした原作を 実写と3Dアニメーションを融合させた斬新な映像で銀幕へ昇華した ファンタジー・アドベンチャーです >>『アーサーとミニモイの不思議な国』関連 原題:ARTHUR AND THE MINIMOYS ARTHUR ET LES MINIMOYS ジャンル:ファンタジー/アドベンチャー/ファミリー 上映時間:104分 製作国:2006年・フランス 監督・製作・脚本・原作: リュック・ベッソン 出演: フレディ・ハイモア、ミア・ファロー 声の出演: マドンナ、デヴィッド・ボウイ、ロバート・デ・ニーロ 【ストーリー】 好奇心旺盛な10歳の少年アーサーは、4年前に失踪した冒険家の祖父が残した古い書物を 読み漁り、冒険家を夢見ていた。 だがある時、家の借金返済期日が2日後に迫っており、立ち退きの危機にあることを 知らされる。 祖父がアフリカから持ってきて裏庭に埋めたはずのルビーを借金の返済に充てれば 助かるようだが、それも見つからない。 そんな中、アーサーは裏庭に宝物が隠されていることを示す地図を発見。 そこには体長2ミリの民族“ミニモイ族”が住む地下世界があり、宝物を得るには “7つの王国”に行かなければならないようだ。 さらに、祖父がその世界で行方不明になったことを知ったアーサーは、祖父と家族の危機を 救うため、自らその未知なる世界に入っていくのだが…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 行方不明のおじいさんはどこに… ミクロになったアーサーの もうひとつの世界での大冒険 実写と3D CGの融合によって生み出された未だかつてない 奇跡のヴィジュアル・ワールドが斬新でした 実写バージョンのキャラクターもカラフルな衣装やらの 面白おかしいメルヘンチックな人々ばかりなので、 CGとの行ったり来たりにも違和感なく楽しめました ミニモイの世界の冒険は『バグズ・ライフ』のような世界観もあり、 どこかで観たような設定もちょこちょこ登場して軽いデジャヴに襲われました ストーリーはごくごく単純な10歳の少年の冒険ファンタジーで真新しいことはありませんが、 アーサーを演じた主演のフレディ・ハイモアが可愛らしく、とことん前向きで、 どんな困難に遭おうともなんとか乗り切るその運の良さと冒険心溢れる様子は 観ている僕に勇気と元気をくれました 声の出演をしているのが、マドンナ、ロバート・デ・ニーロ、 デイヴィッド・ボウイなどなど豪華なのも見応えありました 特に、デイヴィッド・ボウイが声をあてているダーク・サイドのボスマルタザールが 本人のイメージとそっくりで、悪役に徹しているのが良いですね あっさりと息子をも見捨てるダーク・サイドぶりが気に入りました どの世界にも悪いヤツはいるもので、正直に生きていてもどんでもないトラブルに 見舞われることもあるけど、助けてくれる人もたくさんいるわけで、 勇気とバイタリティーがあれば、 なんとかなるよと言ってくれているようで後味の良い元気になれる映画でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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