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テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:映画 ハ行
『バットマン ビギンズ』を観ました
バットマン誕生に至る主人公ブルース・ウェインの秘められた過去を 壮大なスケールで描くアクション大作です >>『バットマン ビギンズ』関連 原題:BATMAN BEGINS ジャンル:アクション/サスペンス/アドベンチャー 上映時間:140分 製作国:2005年・アメリカ 監督: クリストファー・ノーラン 出演: クリスチャン・ベイル、リーアム・ニーソン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、 ゲイリー・オールドマン、渡辺謙、ケイティ・ホームズ、キリアン・マーフィ、トム・ウィルキンソン 【ストーリー】 大富豪の家庭に育ったブルース・ウェインは少年時代、井戸で遭遇したコウモリの大群に 圧倒的な衝撃を受け、またさらには彼の両親が目の前で殺されて大きなショックを抱え込む。 やがて父の遺した企業を受け継いだブルースだったが、強いトラウマと親の仇への復讐心は 消えず、犯罪者の心理を知るため自ら罪人となる。 そんな彼はある日、デュガードという男と運命的な出会いを果たし、不正と闘うことを決意。 そして彼の薦めにより、ヒマラヤの奥地に潜む“影の同盟”なる自警団のもとで心身を鍛え、 心の闇を解放する。 こうして彼は、ゴッサム・シティへと舞い戻って来る。 街は悪の組織と暴力がはびこり、腐敗が進んでいた。 自らの使命に確信を持ったブルースは、全身黒いコスチュームを身に纏ったバットマンと なり、巨悪と対峙する道を選ぶのだった。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 『バットマン ビギンズ』は、劇場で観たのも含めて3回目の鑑賞です シリーズで8年ぶりに製作されたこの作品は、 バットマンの誕生秘話のエピソードを描いた興味深い内容です 何と言っても、あのバットモービル、バットスーツ、 バットマンの手裏剣(?)みたいなものまで おなじみのアイテムの入手経路、製作過程が丸分かりできちゃうのが楽しいです 他の4本のシリーズ作品と明らかにカラーが違っていて、ブルース・ウェインの両親の死、 幼少時代の恐怖心のトラウマを軸に、シリアスなモードなドラマ仕立てになっているのも 見応えがあります バットマンことブルース・ウェインに演技派クリスチャン・ベールを起用し、 脇を固める俳優陣もこれまた演技派揃い ヒマラヤの奥地の影の同盟のヘンリーにリーアム・ニーソン、 執事アルフレッドにマイケル・ケイン、 メカに詳しい会社の窓際族ルシウスにモーガン・フリーマン、 善の人ゴードン警部補にゲイリー・オールドマン、 トム・ウィルキンソンもマフィアの親分として、 登場シーンは少ないながらバシバシ存在感をあらわしてました バットマンにはかかせないどこか笑えて奇抜な印象のある敵役もこの作品では違いました。 悪徳精神科医ジョナサン・クレインことスケアクロウを演じたのはキリアン・マーフィ。 幻覚ガスで精神異常状態に追い込むなんて恐ろしい手段で混乱を巻き起こす敵役なのです あのカカシマスクが憎いです さらに、ほのかな恋模様が垣間みられるお相手にはトム・クルーズ夫人のケイティ・ホームズ、 渡辺謙さんもバシッと登場し、すぐさま退場してます いや~、この豪華さだけでも観る価値がありますね 時系列でいうとこの後にティム・バートン監督の『バットマン』が続くはずなのに、 つながらないエピソードがあって一瞬「おやっ?」って思いましたが、 きっと、『ダークナイト』につながるようになっているんでしょうね。 ラストにはジョーカーにつながる嬉しい付箋も添えられていて、 『ダークナイト』がますます楽しみになりました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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