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『11:14』を観ました
ヒラリー・スワンク出演・製作総指揮。 11時14分に起きた出来事を起点に、絡み合う5つの事件が描かれるサスペンスです >>『11:14』関連 原題: 11:14 ジャンル: サスペンス/犯罪/ドラマ 製作年・製作国: 2006年・アメリカ/カナダ 上映時間:86分 監督・脚本: グレッグ・マルクス 製作総指揮・出演: ヒラリー・スワンク 出演: パトリック・スウェイジ、 レイチェル・リー・クック 、ヘンリー・トーマス 【ストーリー】 【11:14】 ジャックは深夜国道を車を運転中、突然車に衝撃を受ける。 おそるおそる車を降り確認すると、そこには顔が潰れた男性の死体があった。 急いでトランクへ死体を隠したものの、丁度通りかかった中年女性によって 警察へ通報されてしまう。 慌てて逃げるジャックだったが…。 【11:09】 ティミーは友人たちとふざけながらドライブをしていた。 調子に乗った仲間のエディが車の窓から身を乗り出した瞬間、 道路いた人を轢いてしまう。 呆然としていると、そこへ現れた見知らぬ男が車に向け発砲。 命からがら逃げ出した一行だったが、ある大切なものを 落としてきてしまったことに気づき、現場に舞い戻る羽目に…。 【11:04】 フランクが犬の散歩に出かけると、途中立ち寄った墓地で 男性の死体を発見する。 その上、死体の横には娘のネームプレートが落ちていた。 娘が殺人を犯してしまったと思ったフランクは、その事件を 隠蔽すべく国道沿いの陸橋へと向かうのだったが…。 【10:59】 バジーが雑貨店で働いていると、そこに訪ねてきた 友人のダフィから恋人のシェリーの中絶費用を 稼ぐための嘘の強盗事件を持ちかけられる。 渋るバジーだったが、ダフィが持ってきた拳銃を 玩んでいるうちに誤って発砲、ガラスケースを割ってしまう。 あとに引けなくなったバジーは現金を山分けすることで 共犯の申し入れを受け、さらに真実味を増すため ダフィに自分の腕を撃つように強要するのだったが…。 【10:54】 シェリーは浮気相手と近所の墓地でセックスをしていた。 すると突然、墓石が倒れ彼は即死してしまう。 あわてて帰宅する途中、ティミーたちと出会い、 ダフィがバジーの店にいたことを知る。 そこで彼女はダフィに罪をかぶせるべく、店に急行し 隠蔽工作を図ることに。 しかし、最後の仕上げの為、現場に戻るとなぜだか死体が 消えていたのだった…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 11時14分に起きた出来事を起点に、絡み合う5つの事件が 描かれる時系列サスペンスで、 良い意味で期待を裏切る面白い映画でした サスペンスというよりサスペンスコメディといったような風合いがして、 怖いシーンがあるわけでもなく、登場人物はどこか滑稽で ちょっと悪い事しちゃうんだけど、 根っからの悪人じゃないもんだから詰めが甘くて、 とんでもないことになってしまうどうしようもなさにところどころ笑えます そうは言っても、サスペンスとしてのストーリーも良く出来ていて、 ひとつひとつの出来事に無駄がなく、ラストにしっかり効いてくるものだから、 ハラハラドキドキも味わえ、出てくる小物までも見逃せません キャストもこれまた地味なんだけど、 ちょっと気になる個性的な人々が揃っています。 冒頭から、懐かしの『E.T.』の子役だったヘンリー・トーマスが すっかり大きくなって登場しビックリ仰天していると、 これまたちょっと懐かしいパトリック・スウェイジが登場したり、 相変わらず可愛らしいレイチェル・リー・クックが 子悪魔的な魅力を振りまいたり、 トム・ハンクスのご子息コリン・ハンクスと、 『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のベン・フォスターが やんちゃに暴れて、 (ベン・フォスターなんて男子諸君は気絶ものの 非常に痛い目に遭われております) 製作総指揮も兼ねたヒラリー・スワンクはいつもの輝きを捨て、 ひたすら地味に、地味に徹しております そんな見応えあるちょい豪華なキャストもお得感があるんですね 89分間という非常にお手軽な上映時間も、パズルピースを はめ合わせていくかのような展開のストーリーを 見事に活かしていて非常に満足度の高い映画でした
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