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カテゴリ:映画 カ行
『ゴースト・ハウス』を観ました
古い一軒家に引っ越してきた一家が、悪夢のような体験を余儀なくされる スクリーミング・ホラーです >>『ゴースト・ハウス』関連 原題: THE MESSENGERS ジャンル: ホラー 上映時間: 90分 製作国: 2007年・アメリカ/カナダ 監督: オキサイド・パン ダニー・パン 製作: サム・ライミ 出演: クリステン・スチュワート ディラン・マクダーモット ジョン・コーベット 【ストーリー】 大都会シカゴに暮すソロモン一家。 長女ジェスが問題を起こし、3歳の長男ベンは言葉を話せず、失業中の父ロイと 母デニースの夫婦仲も悪くなるばかり。 そんな崩壊寸前の家族の絆を取り戻すため、ロイは静かな場所を求めてノースダコタの 人里離れた農場を購入、一家で引っ越してくる。 ところが、一家が移り住んで間もなく、ジェスと幼い弟ベンは家の中に潜む不気味な 何かの存在を感じ始める。 しかし、ヒマワリ畑の成功に賭ける両親は、そんなジェスの訴えをまともに 取り合おうとはしないのだったが…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を その家は、 人恋しくて、人恋しくて、たまらなかった… アジアの鬼才パン・ブラザーズを監督に迎えたサム・ライム監督が 製作を務めているホラー映画だけあり、 オーソドックスなホラー映画要素にアジアンホラーのテイストが 垣間見られるような作品でした。 音でビックリさせる手法が多いので、心臓がバクバクしますが、 ストーリー的にはそれほど怖くなく、一面に広がるひまわり畑と 古い農場の家の暗さが対照的に映り、良い雰囲気を醸し出しております 家族の絆を取り戻すべくシカゴからこの家に越してきた ソロモン一家に振るかかる不可解な出来事の数々が この家の過去をあらわにしていく過程にドキドキします 消しても消しても現れる壁のシミ、3歳の長男ベンは 何もいないはずの家の一角をじっと見つめ何かがいることを察しています。 いや~恐ろしい でも、その正体らしき黒いものがチラッと壁や天井をガサガサーッと 駆け抜けていくシーンではやっぱり笑えてしまいます そんな怖さよりも僕は、長女ジェスが母親にあんなに嫌われ(?)、 腫れ物にさわるかのように 扱われているのかが気になって気になって・・・ 後半でその疑問が明らかにされ、 ノーマークだったあの人の謎が明らかにされると 一気にストーリーはスピードアップして結末へ流れ込みます そこはもうあっちもこっちもお化け屋敷状態です キャストもなかなか豪華で、『パニック・ルーム』で ジョディ・フォスターの娘役で光っていたクリステン・スチュワートが このダークな雰囲気にマッチしていて良かったし、 『ザ・グリッド』などの海外ドラマでおなじみの ディラン・マクダーモットが失業しちゃった父親、 『SATC』のエイダンだったジョン・コーベットが ひょっこり登場しちゃったり非常に楽しめます それにしても、原題とかけ離れた邦題は観る人を混乱させちゃいますね ホラー映画なのに家族の絆を考えさせられるストーリーで、 頑張るお父さんを応援したくなるような、そんな映画でした
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