おきらく楽天 映画生活

2009/04/10(金)23:24

『P.S. アイラヴユー』を観たぞ~!

アルファベットで始まる映画(25)

『P.S. アイラヴユー』を観ました 最愛の夫を失い悲しみに暮れるヒロインが、亡き夫から届いた10通の手紙に 驚きと戸惑いを感じながらも勇気と希望を与えられ、新たな人生を見出していく姿を、 オスカー女優ヒラリー・スワンク主演で贈る感動ロマンスです >>『P.S. アイラヴユー』関連 原題: P.S. I LOVE YOU ジャンル: ドラマ/ロマンス/コメディ 製作年・製作国: 2007年・アメリカ 上映時間: 126分 監督・脚本: リチャード・ラグラヴェネーズ 出演: ヒラリー・スワンク ジェラルド・バトラー リサ・クドロー キャシー・ベイツ 【ストーリー】 ニューヨーク。 ホリーは陽気で情熱的なアイルランド人の夫ジェリーとつましくも幸せに暮らしていた。 だがある日突然、ジェリーは脳腫瘍でこの世を去ってしまう。 それから3週間、ホリーは悲しみのあまり電話にも出ず、引きこもり状態に。 そんな彼女が30歳を迎えた日、家族や親友たちが誕生日のお祝いに駆けつける中、 バースデイケーキとテープレコーダーが入った贈り物が届く。 何とその差出人は、今は亡きジェリーだった。 そしてテープには、明日から様々な形で届く手紙それぞれの内容に従って行動してほしい、 とのメッセージが。 思わぬプレゼントに喜びと驚きが交錯するものの、翌日から届いた手紙の指示に 従って行動し始めるホリー。 やがて、彼女は手紙の指示通り、親友たちと共にジェリーの故郷アイルランドを 訪れるのだが…。 ランキング参加中です。ポチっとしてくれたら感激です ここから先はネタバレを含みます。ご注意を まだ“さよなら”は 言えないんだ。 ちょっとした些細な出来事から、日常の不満をぶつけ合うリアルな夫婦喧嘩に 発展するという展開は 僕も経験あるので、観ていて居た堪れなりますが、 「出て行け」って言われて出ていったジェリーがすぐにひょっこりと顔を出し、 「もう戻ってもよい?」なんておちゃめに言い、お互いに謝り、抱き合うなんていう 愛情溢れる夫婦喧嘩&仲直りシーンで始まる冒頭から夫ジェリーと妻ホリーが 深い愛情に結ばれた夫婦なんだと分かります。 そのジェリーが突然、脳腫瘍でこの世を去り、残されたホリーは彼との思い出に 浸り、引きこもり状態に。 連絡がつかないホリーを心配して、ホリーの30歳の誕生日に駆けつけた母親と、 友人たちは、汚れ放題の部屋、シャワーも浴びず、ジェリーのシャツを着て、 思い出の歌を歌いまくっている彼女をみて絶句している様子が可笑しかった そしてこの日、亡き夫ジェリーからバースディケーキとテープレコーダーが届き、 翌日からホリーの元に届く”P.S. アイラヴユー”で終わるジェリーからの 消印のない10通の手紙を通して温かなラブストーリーがはじまるのです。 ホリーをジェリーとの思い出にとことん浸らせ、ジェリーがいないことを 再確認させるというジェリーの作戦は、 ホリーにとっては楽しくもあり、辛くもあり。 何度も悲しみに沈むホリーを観ると、 なんて残酷なんだとかわいそうな気分になりましたが、 最後にはホリーの夢を思い出させ、 生きる道を見つける手助けをすることになるわけですから侮れません。 もうすぐ死んで行く人が残したとは思えない用意周到、 まさに天才的な計画に脱帽しつつ、男の器の大きさを感じました。 ジェリーを演じたのは筋肉ムキムキの戦士『300』が印象深いジェラルド・バトラー。 思い出として、ホリーの幻想として登場するジェリーはいつも温かい笑顔で 全く悲壮感がなく、ノリノリの歌を歌うシーンが多く、 明るく楽しいアイルランド男が非常にハマっていました ホリーを演じたのは、オスカー女優のヒラリー・スワンク。 彼女も『ミリオンダラー・ベイビー』などの強い女性のイメージが強いですが、 最愛の夫の死に悲しみ、傷つき、生きる道を模索するホリーを丁寧に演じていました。 悲しみに打ちひしがれているホリーですが、所々コミカルで面白い演出が多くて いつもと違って可愛らしいヒラリー・スワンクが魅力的でした ジェリーがホリーと恋に落ちた出会いのシーンは特に可愛らしかったです。 そして、わだかまりを持ちつつも、女手ひとつで育てあげた娘に対する愛情を 演じきった母親役キャシー・ベイツには圧巻です 出演シーンがそんなに多くないけど、彼女の苦労と深い愛情に泣かされました 「おか~さ~ん」って飛び込んで行きたくなるくらいの存在感はやっぱり大女優ですね それから、ホリーを支える友達役のリサ・クドローやジーナ・ガーションも忘れちゃいけません。 キスで品定めするシーンも面白かったけど、釣りでのドタバタが可笑しくて 笑いを堪えるのに必死でした 不器用なバーテン ハリー・コニック・Jrが暴言を吐きつつも、 ホリーを陰ながら温かく支えているのも、切ない男心を見せるのも良かった そして、ジェリーの指令で訪れたアイルランドの広大な自然が、 これまた美しいわけです 道に迷ったホリーが、「この国では気にならない」って言っちゃったほどの、 すばらしい景色に目を奪われました。 ジェリーとホリーの深い愛情に、 母親や友達の愛情に、 笑って、涙して、温かい気持ちにさせてくれる優しい映画でした P.S.徳永英明さんは嫌いじゃないけど、 エンドロールで流れる徳永英明さんの歌はいらなかった 洋画の字幕版だったので、 いきなりの徳永さんの歌声に、いきなりの日本語登場に、 一気に現実に押し戻され、 いつものように余韻に浸ることが出来なくて戸惑っちゃいました ランキング参加中です。ポチっとしてくれたら感激です ヒラリー・スワンク /ミリオンダラー・ベイビー ジェラルド・バトラー /300<スリーハンドレッド>

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る