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カテゴリ:映画 サ行
『幸せのレシピ』を観ました
評判を呼んだ2001年のドイツ映画『マーサの幸せレシピ』を キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演でリメイクした ハートフル・ラブコメディです >>『幸せのレシピ』関連 原題: NO RESERVATIONS ジャンル: ドラマ/ロマンス/コメディ 上映時間: 104分 製作国: 2007年・アメリカ 監督・製作: スコット・ヒックス 出演: キャサリン・ゼタ=ジョーンズ アーロン・エッカート アビゲイル・ブレスリン 【ストーリー】 ニューヨークでも1、2の人気を誇るマンハッタンの高級レストラン“22ブリーカー”。 そんな店の評判を支えているのが、超一流の腕前と妥協のない仕事ぶりで知られる 女料理長のケイト。 しかし、完璧主義が過ぎて独善的なところもあり、時には客と喧嘩してしまうことも。 そんなある日、たった一人の肉親だった姉が事故で亡くなり、 ケイトは遺された9歳の姪ゾーイを引き取り一緒に暮らすことに。 子どもとの接し方が分からず、なかなか心を開いてくれないゾーイに苦悩するケイト。 おまけに、仕事場には彼女の知らないうちに陽気なシェフ、ニックが副料理長として 新たに加わり、彼女の聖域を自由奔放に侵し始め、ケイトの苛立ちは募るばかりだったが…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 一生懸命もいいけど、 ちょっとのさじ加減で 違う何かが見つかるかも。 美味しそうな料理のオンパレードは、 深夜に観るのには適してないのか、ものすごくお腹が空きました オリジナルはまだ未見ですが、ドイツ映画の『マーサの幸せレシピ』だそうです。 こちらは、舞台をニューヨークに移しております。 なかなかのハートフルな物語になっていて、 最近、涙腺がゆるいのかベタベタな展開にも涙しちゃいました 人気レストランの料理長を務める一流シェフ ケイトは ”超”が付くほどの完ぺき主義で人との付き合いが下手くそ。 客とも平気でぶつかるし、職場でも笑顔さえ見せません 午後はご飯も食べないので、楽しいはずの賄料理の食事シーンだって ちょいと頂けない、空気読めない感じが漂っていて痛々しい そんな彼女が、姉の急死によって一人ぼっちになった姪のゾーイを引き取り、 一緒に暮らし始め、勝手の分からない母親家業や、親を亡くした姪との関係に悩み、 唯一の縄張りだった厨房には副料理長として、イタリアンな雰囲気を醸し出す 陽気で人なつっこいニックが登場し生活が一変。 テンヤワンヤの展開なわけですね 何はともあれ、ゾーイや、ニックと少しずつ分かり合い、 ぶつかり合いながらドタバタ過ごすうちに、 人間として成長していくケイトの姿を見守るのは やっぱり、良いものでした 心を開けない頑なな主人公ケイトに、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ。 彼女の美しさはどんな職業でも輝きます 仕事が出来る女性の役は本当にぴったりとハマっていて、 料理の盛り付けのシーンの真剣な瞳にはやられちゃいます 陽気で包容力抜群の男ニック・パーマーにはアーロン・エッカート。 テンションが高めで、オペラ音楽と一緒に ケイトの縄張りに新しい風を吹き込んで、 さらにケイトの心まで開かせちゃうっていうんだから どうにかして肖りたいほど凄いです これまた、ニックの作ったパスタ、ティラミス、ピザがどれも美味しそうなんです これからはやっぱり料理の出来る男の時代でしょうか そして、ケイトの姪のゾーイには、アビゲイル・ブレスリンちゃん。 母親を亡くした悲しみに打ちひしがれているゾーイの姿に 始まって数分で涙しました 母親業に不慣れなケイトとぶつかりながらも、優しい事を言ってあげたり、 ケイトとニックのキューピット的な役割にまでなっちゃう 子供とは思えない良い仕事ぶりに、ついつい顔がニンマリしちゃいます 始終、いかにも純粋そうなアビゲイルちゃんの魅力が光っていて可愛らしかったです ボブ・バラバンが演じたセラピストも、ケイトに負けずなかなかのキャラで、 鋭い指摘をして、ケイトを導く良い事言ってくれるし、 パトリシア・クラークソンが演じるオーナーも散々な目にあっただろうけど、 ケイトとぶつかるシーンは面白くもありました ステーキの生肉グサリと、テーブルクロス引きを、 新春隠し芸さながらに披露したケイトも圧巻でしたが、 そんなケイトに慌てるオーナーに、 かわいそうなんだけど、笑っちゃいました 人生がちょっとのさじ加減で変わる事を教えてくれて、 温かい気持ちになる、美味しい映画でした
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