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2008.11.26
テーマ：最近観た映画。(38813)
カテゴリ：映画 マ行
『ママの遺したラヴソング』を観ました
 長年会っていなかった母の訃報を受けて帰郷した少女が、実家に住み着いていた 母の友人の２人の男との奇妙な共同生活を通して心を解きほぐしていく姿を描く 感動ストーリーです   >>『ママの遺したラヴソング』関連 原題： A LOVE SONG FOR BOBBY LONG ジャンル： ドラマ 製作年・製作国： 2004年・アメリカ 上映時間： 120分 監督・脚本： シェイニー・ゲイベル 出演： ジョン・トラヴォルタ スカーレット・ヨハンソン ガブリエル・マクト 【ストーリー】 家を飛び出しフロリダで怠惰な生活を送っていたパーシーのもとに、 母が他界したとの報せが届く。 久々にニューオーリンズの実家に戻った彼女だったが、そこには見知らぬ ２人の男がいた。 ひとりは元大学文学部教授のボビー・ロングという初老の男。 そしてもうひとりは、彼を慕う作家志望の青年ローソン。 ２人は母の友人で、この家は３人に遺されたものだと主張して、 家から出ようとしなかった。 パーシーは渋々彼らとの同居を受け入れるが、皮肉屋のボビーとはまるで反りが合わない。 それでも次第に３人の間には奇妙な絆が芽生え始め、同時に自分の知らなかった 母の深い愛情に気づかされていくパーシーだったが…。  ランキング参加中です。ポチっとしてくれたら感激です  ここから先はネタバレを含みます。 ご注意を 新しい出会い、新しい生活。私は、ゆっくりと歩き出す 人間はやっぱり孤独では生きていけない。 人との出会いによって、支え、支えられ、人生の再生の機会を与えられる ものなのなんだなと思わせられ、 ニューオーリンズ独特のジャズとゆったりとした雰囲気が 何とも心地よく、しみじみと癒されるような映画でした。 愛情を知らないティーンエイジャーの娘パーシーを スカーレット・ヨハンソンがセクシーなんだけど可愛らしく、 彼女自身の持つ子悪魔的な魅力を隠しきれずに好演してます  どうしても僕にはティーンエイジャーには思えなくて、 一つ屋根の下に住んじゃうおっさん2人がものすごくに羨ましかったです  そんな美味しい思いをする元大学文学部教授のボビー・ロングを、 くたびれすぎている金髪の世捨て人の風貌で好演したのはジョン・トラボルタ。 ギター片手に歌を歌い、お酒に溺れるダメダメ人間ですが、 女性用のローブを着たり、黒ブリーフ姿を見せたり、 スカーレットに負けずに、こちらもセクシーに（？）体当たり演技を見せてます  もう一人は、ガブリエル・マクトが演じたロングの弟子の作家志望のローソン。 こちらも若いながらも世捨て人ロングの弟子でございますから、 相当根強いトラウマを抱えている模様をなかなかの好演です 不思議な絆で結ばれた男2人の何か隠された真実が何なのかってところが 案外あっさりしちゃっているのと、亡きママが隠していた真実も それほど衝撃的ではなかったのが逆にビックリでしたが、 愛情を知らなかった少女が亡き母親の愛情を感じ、同居する2人の男に支えられ、 近所のおっさんたちにも支えられ、たくさんの愛情をもらいながら 再生していく姿はジーンと心に沁みるものがありました  それぞれの一張羅でキメたおっさんたちがみんなで彼女の門出を祝うため 丘の上の道を颯爽と歩く姿が実にほほえましいのであります  くたびれたおっさん役でもジョン・トラヴォルタのダンスは健在なのでした  ランキング参加中です。ポチっとしてくれたら感激です
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