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カテゴリ:映画 ハ行
『ブレイブ・ワン』を観ました
婚約者との幸せな未来を夢見ていたヒロインが、暴漢に襲われて婚約者を亡くしたのを機に、 悪に制裁を加える“処刑人”と化すサスペンス・スリラーです >>『ブレイブ・ワン』関連 原題: THE BRAVE ONE ジャンル: サスペンス/犯罪/ドラマ 上映時間: 122分 製作国: 2007年・アメリカ/オーストラリア 監督: ニール・ジョーダン 出演: ジョディ・フォスター テレンス・ハワード ナヴィーン・アンドリュース 【ストーリー】 ニューヨークでラジオ番組のパーソナリティを務めるエリカは、婚約者デイビッドとの 挙式を間近に控えていた。 そんなある日、2人は愛犬を連れた散歩中に3人組の暴漢に襲われ、デイビッドが命を 落としてしまう。 幸せの絶頂を目前に絶望の淵へ突き落とされたエリカ。 そんな彼女とは対照的に、警察の事件への取り組みはおざなりだった。 そこで彼女は、自分で我が身を守るしかないと一挺の拳銃を手に入れる。 そしてある時、偶然入ったコンビニの中で銃殺現場に遭遇、自分も狙われたエリカは とっさに引き金を引くのだった。 その瞬間、彼女の中で何かが目覚め、やがて深夜の地下鉄では恐喝してきた 2人の悪党を躊躇なく撃ち殺すのだが…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 許せますか、彼女の”選択” 婚約者と一緒に愛犬を散歩していた公園で暴漢に襲われ、 婚約者を殺された主人公エリカがこん睡状態から目覚め、 警察が当てにならないと知り、 その恐怖体験のトラウマと愛する人を失った行き場のない怒りから不法に拳銃を手にし、 偶然遭遇した暴漢どもをバッサバッサと成敗するヒーローもののようなストーリーですが、 彼女はラジオのパーソナリティーをしている極々普通の女性。 超人的なパワーも、超科学的な武器だって持っていないわけで、 相手にするのも、もちろん普通の人間の犯罪者。 全くの他人事として片付けられないリアルな設定に緊張感が漲りました。 エリカの恐怖心がやがて復讐へと動いていく様子が生々しく、 モラルとの狭間で揺れ動く彼女の心理が痛々しくも丁寧に描写されていて ジョディ・フォスターの迫真の演技が光ってます 正義に燃えるテレンス・ハワードが演じる刑事が理由なき被害者のエリカと出会い、 友情を育む中、彼女の秘密に薄々気づいていくわけですが、 刑事である彼がエリカに対してどう対応するのか。 先の気になる展開は見応えがありました 仇討ちは許されるのか。 自分は、エリカを許すことができるのか。 同じ立場にあったら自分はどうするだろうかと様々な考えが頭を巡りました。 理不尽な犯罪が増え続ける法治社会が抱える問題を鋭く指摘した 見応えある映画でした
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