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カテゴリ:映画 カ行
『カニング・キラー 殺戮の沼』を観ました
実話を基に、人間を殺した謎の巨大爬虫類の取材でアフリカのジャングルを 訪れたTV局の取材班が、その未知なる怪物の恐怖に晒されるさまを描いた パニック・ホラーです >>『カニング・キラー 殺戮の沼』関連 原題: PRIMEVAL ジャンル: ホラー/パニック/サスペンス 製作年・製作国: 2007年・アメリカ 上映時間: 94分 監督: マイケル・ケイトルマン 出演: ドミニク・パーセル ブルック・ラングトン オーランド・ジョーンズ ユルゲン・プロフノウ 【ストーリー】 ニューヨークのテレビ局で報道部のプロデューサーを務めるティム。 彼はある日、上司の命令である仕事を引き受ける羽目に。 それは、白人女性を殺した巨大爬虫類を探し出し捕獲する、というドキュメンタリー番組を 制作することだった。 こうしてティムはレポーターのアビバとカメラマンのスティーブンを伴い、アフリカの ブルンジ共和国へ向かう。 そして現地に着くと、“グスタブ”と呼ばれるその巨大爬虫類を探し始めるティム一行。 しかし、国は“リトル・グスタブ”という支配者によって内戦状態に陥っており、一行も その内紛に巻き込まれていく。 そんな中、とうとうグスタブが出現、人々を襲い始める。 またやがて、この怪物を生み出した驚くべき事実が判明するのだが…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 殺らなければ、殺られる。 アフリカのブルンジ共和国を舞台に繰り広げられる実話を基にした モンスター・パニック映画かと思いきや、 アフリカの政治とモンスターを組み合わせ、社会的メッセージを見事に込めた エンターテイメント+アニマル・パニックで侮れない作品でした。 内戦により混乱の一途を辿るこの国で、ある白人ジャーナリストが殺されてしまう。 それが”グスタブ”と呼ばれる巨大モンスターの仕業だと分かると、 TV局メディアが巨大モンスターの捕獲作戦のドキュメンタリーを製作しようと 取材班を現地に向わせちゃうんですね そして、反政府ゲリラの妨害や、モンスターの恐怖にさらされながら 次第に真相に近づいていく取材班たち。 巨大モンスター”グスタブ”を生み出した驚愕の事実が・・・なんていう ドキドキハラハラの展開に目が放せなくなりました 巨大ワニのCGもなかなかリアルで申し分ないし、 モンスター・パニックらしく突然の登場で驚かせてくれるし、 ガブッとくるときの迫力と跡形も無いグロイ映像。 それより怖い人間たち・・・もう、休む暇がありません そんなTV取材班のリーダー ティムを演じたのは『プリズン・ブレイク』の ドミニク・パーセルで、あいかわらず便りになるお兄ちゃんでございます その相棒のカメラマン スティーブンをオーランド・ジョーンズが演じ、 常に明るく、現場を盛り上げてます。 時々発する言葉が妙に納得できる言葉だったりして、良いキャラなんですね そして、現地の案内人としてワニ退治に並々ならぬ闘志を燃やすオヤジさんに、 『Uボート』のユルゲン・プロフノウが登場し、渋くてかっこいい モンスターを知らず知らずのうちに自らの手で生み出してしまう、 戦争や内乱が引き起こした悲劇を描く事で、 人類や社会に対するメッセージを込めたエンターテイメント映画に 仕上がっていてお見事でした
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