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2009.03.28
テーマ：最近観た映画。(38812)
カテゴリ：映画 ラ行
『リトル・チルドレン』を観ました
 トム・ペロッタの全米ベストセラー小説を「イン・ザ・ベッドルーム」の トッド・フィールド監督が映画化した悲喜劇メロドラマです   >>『リトル・チルドレン』関連 原題： LITTLE CHILDREN ジャンル： ドラマ／サスペンス／コメディ 製作年・製作国： 2006年・アメリカ 上映時間： 137分 監督・製作・脚本： トッド・フィールド 出演： ケイト・ウィンスレット パトリック・ウィルソン ジェニファー・コネリー 【ストーリー】 アメリカ、ボストン郊外の閑静な住宅街ウッドワード・コート。 成功したビジネスマンの夫リチャードと３歳になる娘ルーシーと共にここへ 引っ越してきた専業主婦のサラ・ピアース。 さっそく娘を連れて公園デビューに挑むが、郊外の典型的な主婦の集団に肌が合わず 違和感を拭えない。 そんな主婦たちの目下の話題は、彼女たちが“プロム・キング”と呼ぶ、 学園の人気者タイプの男性のこと。 彼の名はブラッド・アダムソン。 ドキュメンタリー作家として成功したキャシーを妻に持ち、主夫をしながら 司法試験合格を目指していた。 サラはちょっとしたイタズラのつもりで、公園に現われたブラッドとハグをして キスを交わす。 軽いお遊びのつもりが、やがてお互いのことが心の中を大きく占めるようになってしまう。 そんな中、性犯罪で服役していたロニー・マゴーヴィーが街に戻ってきたことで、 街はにわかに騒然となっていく。  ランキング参加中です。ポチっとしてくれたら感激です  ここから先はネタバレを含みます。 ご注意を 経済的に恵まれていても、可愛い子供がいても、 退屈で満たされない毎日に不満を募らせてしまう主人公サラと、 完璧な妻に支配されて窮屈な人生に不満を募らせている主夫ブラッドの 2人が出会って惹かれ合うという不倫ドラマに、 元性犯罪受刑者のロ二ーを巡るストーリーと、 ロニーを執拗に追い掛け回すトラウマを抱えた元警官ラリーのストーリーが絡み合い、 よくあるドロドロ不倫劇ではなく、人間の弱さと滑稽さ、愛情までをも描いた秀逸な作品でした。 重い映画のような感じも受けますが、ナレーションと 説明のようなコミカルな映像で軽いタッチを演出してます。 それでも笑えるようで笑えないのは、痛々しい行動を取り続ける 登場人物たちの満たされない思いに共感と同情を感じてしまう 未熟な自分に気づかされるからでしょうか。 他人事ではないような、恥ずかしいような、居心地の悪さも感じてしまいました。 『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』でも不満を鬱積させた主婦を演じたケイト・ウィンスレット。 今年やっとオスカーを手にした彼女は、今作でも主演女優賞にノミネートされただけあり、 満たされない思いを抱えた主婦を体当たりの演技で魅せてくれます。 元性犯罪受刑者で幼児性愛者のロニーを演じた子役出身のジャッキー・アール・ヘイリーも 助演男優賞に初ノミネートされた不気味な演技が強烈です。 ロニーが子供で賑わうプールに足ヒレとゴーグル姿で登場したシーンの 周りの人々の引き具合が特に印象的で、 ロニーに対する人々の不安な気持ちの持つ集団パワーの恐ろしさを感じました。 逆に、そんなロニーを心から愛し、必死で守ろうとした母親の思いの強さにはジーンときました。 どんどん追い詰められていくロニーの決断も壮絶で、痛々しかったです。 許されない間違いを犯した過去を持つ人と、周りの人々はどのように接するべきなのか考えさせられます。 “プロム・キング”と呼ばれるイケメン ブラッドを演じたパトリック・ウィルソンの どうしようもないダメ男ぶり、 美しさと知的さを兼ね備え完璧な妻キャシーを演じたジェニファー・コネリーなど 脇を固めるキャストも豪華で見応えありました。 それぞれに心に傷を負った人々が、失敗を繰り返し、どんな決断を下していくのか 目が放せなくなるストーリー展開に、 集団社会に対しても、人間の心理に対しても鋭い観察力を発揮している描写と、 人間の思いがすれ違いを続けることの切なさが溢れている映画でしたが、 そんなそれぞれの人々が、収まるところに収まったようなラストは少し安心できました。 ランキング参加中です。ポチっとしてくれたら感激です
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ドロドロの不倫劇も好きなんですが（笑）
ただそれだけの作品ではなかったですね＾＾ いろいろと考えさせられました。。。 ロニーを観ていて、気の毒にも思いましたが、 それは、あくまでも、映画を観ているからで 客観的なワケで・・・ 実際は、現実にそう言う人がいたら、自分もああいう行動（プールで）をとってしまうような気が しましたσ(^◇^;) ロニーの母親の思いに泣かされました(T^T) どんな子でも我が子はかわいいんですよね・・・ ラストはどうなることかと思いましたが、 tapomushiさんが言われるように、収まるところに 収まって、ホッとしました(^.^) (2009.03.30 01:14:47)
大人になっても子供の頃の出来事を引きずったり、大人になりきれない人って結構多いような気がします。
(2009.03.30 08:18:28)
こんにちはー♪
↑の“ひろちゃん”さんもおっしゃってますが、 ドロドロの不倫劇系の作品なんですね。 あまりこの手の映画は見慣れてないのですが、 ラストはなんか安心できる結末みたいですね！ うちの嫁さんが“気になる”みたいなので後でチェックしますね。 主演が今や演技派のケイトなんで、こういう映画にはピッタリな感じかも（*^_^*） (2009.03.30 11:53:42)
こんばんわ★
私も「元団地妻」？やから主人公の気持ちがすっごい分かってしまったりして。 子供が居て、育ててて。。。傍から見たら何の不自由も無く幸せに見える主婦こそ 多くの悩みや不安を抱えてるもんなんだもんね。 普通なら不倫劇だけで終わりそうなお話やけど、元性犯罪受刑者が絡むことによって 物語に深みが増す感じですか？ 近々見てみてますね♪ こないだやっと【デッド･サイレンス】を観たョv(・_・) (2009.03.30 19:15:27)
こんばんは♪
＞ドロドロの不倫劇も好きなんですが（笑） ＞ただそれだけの作品ではなかったですね＾＾ ＞いろいろと考えさせられました。。。 そうでしたね～ 意外に奥が深かったですね(^_^) ＞ロニーを観ていて、気の毒にも思いましたが、 ＞それは、あくまでも、映画を観ているからで ＞客観的なワケで・・・ ＞実際は、現実にそう言う人がいたら、自分もああいう行動（プールで）をとってしまうような気が ＞しましたσ(^◇^;) 確かに僕も大多数の一人になるだろうと思えました(^_^;) 恐怖心は拭えないものですよね･･･ ＞ロニーの母親の思いに泣かされました(T^T) ＞どんな子でも我が子はかわいいんですよね・・・ 本当ですよね。 嫌がらせを何度受けても、夜中だろうとなんだろうと 立ち向かう姿は愛情溢れる強い母親そのものでしたね！ ＞ラストはどうなることかと思いましたが、 ＞tapomushiさんが言われるように、収まるところに ＞収まって、ホッとしました(^.^) ハラハラさせられましたね(^^ゞ その後の彼らの選んだ道が気になるところではありましたが、まずは一安心でしたね♪ (2009.03.30 21:43:33)
こんばんは♪
＞大人になっても子供の頃の出来事を引きずったり、大人になりきれない人って結構多いような気がします。 そうですよね･･･ 少なからず誰しも少なからず持っている不満の気持ちと どうやって折り合いをつけていくのか自分自身も見つめなおさないといけないと思いました。 (2009.03.30 21:46:37)
こんばんは♪
＞↑の“ひろちゃん”さんもおっしゃってますが、 ＞ドロドロの不倫劇系の作品なんですね。 ＞あまりこの手の映画は見慣れてないのですが、 ＞ラストはなんか安心できる結末みたいですね！ ＞うちの嫁さんが“気になる”みたいなので後でチェックしますね。 そうなんですよ～ ドロドロ系のようで、それだけではない、なかなか興味深い映画でした(^_^) 奥様と観るのはちょっと気が引けそうな気がしますが、 後味は良いのでいいかも？ ＞主演が今や演技派のケイトなんで、こういう映画にはピッタリな感じかも（*^_^*） ケイトは良いですよね～ 『レボリューショナリー～』も迫真の演技でしたが、 こちらもなかなか体当たりの演技が凄かったです！ ねこんちゅさんと奥様の感想を楽しみにしてますね♪ (2009.03.30 21:50:31)
こんばんは♪
＞私も「元団地妻」？やから主人公の気持ちがすっごい分かってしまったりして。 ＞子供が居て、育ててて。。。傍から見たら何の不自由も無く幸せに見える主婦こそ ＞多くの悩みや不安を抱えてるもんなんだもんね。 そうなんですよね(^_^;) もしかして、うち奥さんも･･･なんて思うと 怖くなるような映画でした。 ＞普通なら不倫劇だけで終わりそうなお話やけど、元性犯罪受刑者が絡むことによって ＞物語に深みが増す感じですか？ まさに、そうなんです！ この性犯罪受刑者のサイドストーリーの方がなかなか興味深い内容でした(^_^) ＞近々見てみてますね♪ kinoさんの感想を楽しみにしてます(^^♪ ＞こないだやっと【デッド･サイレンス】を観たョv(・_・) おお～！ メアリー・ショウですね♪ やっぱり、kinoさんには楽勝でしかね？ 感想が楽しみです！ (2009.03.30 22:26:54) |
