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カテゴリ:映画 タ行
『タロットカード殺人事件』を観ました
![]() ウディ・アレン監督が「マッチポイント」に続いて再びロンドンを舞台に描く 軽妙な犯罪ミステリー・コメディです ![]() ![]() >>『タロットカード殺人事件』関連 原題: SCOOP ジャンル: サスペンス/コメディ/ミステリー 製作年・製作国: 2007年・イギリス/アメリカ 上映時間: 95分 監督・脚本・出演: ウディ・アレン 出演: スカーレット・ヨハンソン ヒュー・ジャックマン 【ストーリー】 ブルックリン生まれのサンドラは、ジャーナリスト志望の野心あふれる女子大生。 休暇でロンドン滞在中の彼女はある日、観賞していたマジックショーで老マジシャン、 シドに指名され、人が消える箱“チャイニーズ・ボックス”に入れられる。 彼女はその中で、なんと3日前に急死した敏腕新聞記者ストロンベルの幽霊と遭遇、 彼からロンドンを震撼させている“タロットカード殺人事件”の真犯人を耳打ちされる。 その名は、ハンサムな英国貴族ピーター・ライモン。 世紀のスクープにやる気満々のサンドラは、同じブルックリン出身だというシドと手を組み、 父娘になりすましてロンドン上流階級に潜入、ピーターへの接近を試みるが…。 ![]() ![]() ![]() ![]() 恋の行方も、犯人も、 タロットカードだけが知っている…。 前作『マッチポイント』では、十八番のNYからロンドンに舞台を移して、珍しくご本人が出演せず、 美男美女を取り揃えてた本格クライムサスペンスをみせてくれたウディ・アレン監督。 その中でセクシーで危なげな女優志望の女性を演じたスカーレット・ヨハンソンを 再度起用して、観た事もないようなコメディアンヌのスカーレット・ヨハンソンを作り上げておりました。 さらに、久しぶりにウディ・アレン監督自身も登場して奇想天外、ハチャメチャで コミカルなミステリー映画になっていて非常に面白かったです。 スカーレット・ヨハンソンが演じるのは、おっちょこちょいで、可愛らしい ジャーナリスト志望の女子大生サンドラ。 休暇で訪れていたロンドンでマジックショーのよくあるお手伝いに指名され、 中に入った人間が消えては現れる不思議なボックスに入る事に。 その中で、3日前に亡くなったはずの敏腕ジャーナリストの亡霊に遭遇し、 とっておきのスクープを頂き、その事件の真相を暴こうとドタバタ劇を巻き起こしてしまうわけです。 このマジシャンをウディ・アレンが演じていて、相変わらず情緒不安定な感じで、 落ち着きなくよくしゃべりまくっております。 そんなウディ・アレンと野心に燃えるスカーレット・ヨハンソンとの奇妙な偽装親子ぶり、 矢継ぎ早に繰り広げられるセリフの応酬、プールで溺れ、湖に落ち、 体をはって謎解きをしていくおとぼけ探偵ぶりが緩い雰囲気を醸し出し、 彼らがジタバタするほど可笑しいわけです。 さらに、貴族の御曹司としてダンディーに登場する ヒュー・ジャックマンがこれまた憎いくらいにハマっております。 ミステリーというほどハラハラドキドキ感はないですが、 コミカルさとセクシーさが同居しているスカーレット・ヨハンソンは必見ですし、 ちょっとだけハラハラドキドキのミステリーの謎解きと、 ウディ・アレン独特のシニカルな笑いを一度に楽しめるお得な映画でした。
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