2009/06/09(火)11:24
『スピーシーズ4 新種覚醒』を観たぞ~!
『スピーシーズ4 新種覚醒』を観ました
自分が人間とエイリアンの遺伝子配合で作られた生命体だと知らずにいた女性が、
ある時突然その本能に目覚め、人々に襲いかかるさまを描いた
SFホラーのシリーズ第4弾です
>>『スピーシーズ4 新種覚醒』関連
原題: SPECIES: THE AWAKENING
ジャンル: SF/ホラー/エロティック
上映時間: 99分
製作国: 2007年・アメリカ
監督: ニック・ライオン
出演: ヘレナ・マットソン ベン・クロス ドミニク・キーティング
【ストーリー】
容姿端麗で頭脳明晰な女性ミランダ。
彼女は叔父のトムと小さな田舎町で静かに暮らしていた。
ところがある日、ミランダは突如エイリアンへと変貌し、周囲の人々を惨殺してしまう。
するとトムは、実は研究のため自らが人間とエイリアンのDNAを掛け合わせて
ミランダを誕生させた、と打ち明けるのだった。
そして、この事態に対処するため、元同僚フォーブスに助けを求めるトム。
そんな中、エイリアン化したミランダは種を残すという本能のまま、生殖相手を求めて
暴走していくのだが…。
ここから先はネタバレを含みます。ご注意を
人間×エイリアンの融合体
エイリアンのDNAを持つ女現る
トム叔父さん、なんちゅうことをしてくれたんですかと言いたくなる作品です。
まあ、元教え子フォーブスの方が良心を持ち合わせていないようで、
さらに酷ですが・・・。
さて、シリーズ4作目ですが、前作までをあまり覚えていなくとも何の問題もありませんでした。
いろいろと謎のキャラが登場し、あちらやこちらから襲ってくるなど付箋を貼りまくっているのに、
それに対する答えがないまま強引に持っていく潔いストーリー展開なのですが、
相変わらず美しい主人公とエロティックで刺激的な描写に目が釘付けであります。
”種”を残すというエイリアンの本能を押さえ切れずに暴走する、
美しすぎる 人間×エイリアンの主人公を演じたのは、ヘレナ・マットソン。
透き通るような肌にスレンダーで抜群のスタイル、マネキンのような完璧な容姿は
人間×エイリアンの融合体という新たな生命体にピッタリでございます。
何気にニコール・キッドマンに似ているような気もしました。
アクション重視だったと思うこれまでのシリーズと違って、
次第にエイリアンに体を乗っ取られていく主人公の葛藤と、
今まで姪として育ててきたトム叔父さんもミランダに対する
我が子のような愛情が故に手を下すことできない葛藤を
繊細に描いているのが切ないわけです。
しかし、人間の心を見せていたミランダも次の瞬間はエイリアンの本能丸出しで
襲いかかってくるからたまったもんじゃないです。
ラストのバトルが画面が暗すぎてよく観えないというのはうちのTVが悪いのか?
はたまた『AVP2 エイリアンズ VS.プレデター』なんかと同じで最近の主流なのでしょうかね。
叔父さんがやけに強いとか、強運だとか突っ込み所も万歳なのは
愛すべきB級映画として面白い部分であります。
ヒーローの葛藤が主流の映画界は、
今度はエイリアンの葛藤まで描いてしまいました。
その挑戦はすばらしいけど、
この作品に関しては全てが中途半端になってしまっていて残念だったかも。
個人的にはスピーシーズには、刺激的な描写とアクションで魅せて欲しいと思う
今日この頃でございます。
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