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2009.06.29
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カテゴリ:映画 ア行
『愛を読むひと』を観ました目

幼いころに恋に落ち、数年後に劇的な再会を果たした男女が、本の朗読を通じて
愛を確かめ合うラブストーリーですかちんこ


>>『愛を読むひと』関連

原題: THE READER
ジャンル: ドラマ/ロマンス/戦争
上映時間: 124分
製作国: 2008年・アメリカ/ドイツ
監督: スティーヴン・ダルドリー
原作: ベルンハルト・シュリンク
    『朗読者』(新潮社刊)
出演: ケイト・ウィンスレット レイフ・ファインズ デヴィッド・クロス


【ストーリー】
1958年のドイツ。
15歳のマイケルは偶然出会った年上のミステリアスな女性ハンナに心奪われ、
うぶな少年は彼女と彼女の肉体の虜となっていく。
やがて度重なる情事のなかで、いつしかベッドの上でマイケルが本を朗読することが
ふたりの日課となる。
ところが、ある日突然ハンナは姿を消してしまう。
8年後、法学生となったマイケルは、ハンナと思いがけない形で再会を果たす。
たまたま傍聴したナチスの戦犯を裁く法廷で被告席に座る彼女を見てしまったのだ。
裁判を見守るマイケルは、彼女が自分が不利になるのを承知で、ある“秘密”だけは
隠し続けようとしていることに気づく。
その秘密を知るただ一人の者として、マイケルは葛藤し、答えを見い出せないまま
苦悩を深めていくのだが…。


下矢印ここから先はネタバレを含みます。!ご注意を!!!


愛は本に託された


15歳の少年マイケルが具合が悪くなった所へ颯爽と現れ助けてくれた21歳年上の女性ハンナ。
偶然出会いから唐突過ぎて目のやり場に困りますよっと、こちらが動揺しちゃうほどの情事。
いつしか度重なる情事の前に、マイケルによる朗読が日課になっていくんですね。

大人の階段を昇り初めて楽しくてしょうがない少年マイケルは、ご褒美のため、
愛しい人のため、せっせと朗読に励むわけでございます。
僕も褒められて伸びたいタイプの人間であるので、マイケルの気持ちがよく分かります。

そんな純真なマイケルと違って、ハンナにはどこかミステリアスな雰囲気が漂います。
青春真っ只中なマイケルが友達との時間をすっぽかしてまでも、
ハンナにのめり込んでしまう初々しい恋心とちょっとしたズレが見えます。
ついにぶつかり合ってしまう2人ですが、捨てられた子犬のようなマイケルはすぐに舞い戻り、
「愛している」と涙ながらに口に出してしまうのでありますね。
う~ん、甘酸っぱい青春であります。

そんな青春のヒトコマのような描写と男女の大人の世界を
スクリーンいっぱいに展開させた前半部分には、
時々現れるレイフ・ファインズ版大人になったマイケルの思い悩む表情や、
何気なく描かれた出来事や、マイケルとハンナが共に過ごす時間の中に
ミステリアスなハンナという女性の過去と心に秘めた思いが
付箋として効果的に散りばめられていて、
後半ではそれが徐々に明らかになっていくわけでありまして、非常にお見事。

ミステリアスな年上の女性ハンナは、この作品で念願のオスカーを手にしたケイト・ウィンスレット。
彼女は脱がない作品がないんじゃないかと思うほど、この作品中でも少年マイケルの心を鷲掴みにして、僕の目も釘付けにする
潔い脱ぎっぷりを披露してくれて女優魂を見せ付けております。
謎の多いハンナを言葉少なに、哀しみを湛えた表情で演じ、罪の重さと秘密を抱え、
一人で耐え抜く晩年までを見事に演じており、いつもながら圧巻の演技です。

15歳から青年までのマイケルを演じたのは、デヴィッド・クロス。
性の目覚めから、ひと夏の熱い恋愛、
天真爛漫な一人の少年が経験する新たな世界を初々しく演じている前半も良いですが、
彼女が隠し通そうとする秘密、彼女を救える唯一の秘密を知る
法学生となったマイケルが苦悩し、法廷で一滴の涙をこぼすシーンは印象的でした。

そして、もうひとつ印象的なシーンは、収容所を訪れるマイケルの描写でした。
戦後生まれの青年に突きつけられたあまりにも大きな戦争の爪あとを感じ取らせてくれ、
悲痛な思いがするのでありました。
デヴィッド・クロスは、そんなマイケルを非常に繊細に演じ切っていて、お見事でありました。

成長後のマイケルはレイフ・ファインズが演じております。
所々に登場してくる悲痛な面持ち、娘との関係もままならず、離婚。
ハンナが彼に与えた影響は計り知れないわけでありますが、
やっと見出した答えが刑務所にいるハンナに
以前のように朗読するテープを送ることだったなんて泣かせます。
罪を償う彼女にそっと寄り添い共に人生を歩む事を選んだ寡黙なマイケルを
レイフ・ファインズが奥の深い演技で魅せてくれます。
レイフ・ファインズには一人の女性を愛し通そうと苦悩する男の役がハマりますね。

実は、彼女が隠し通そうとした秘密がそれほどガツンと響いてくるようなものではなかったのですが、
僕みたいなお気楽な人間には理解出来ない、彼女がそうならざる負えない”何か”があったんでしょうね。
原作の中では描かれているのかもしれないですが、映画からは読みとる事が出来なかったです。
しかし、彼女の芯の強さと確固とした生き様には、
100%理解できないまでも戦争が生んだ悲劇を感じ、心が揺さぶられる思いがしました。

ラストの決断はあれで良かったのでしょうか。
もっと時間があったら、あと一週間待ってくれたらと
虚しい気分がしてしまうのは僕がまだまだ未熟者だからなのでしょうか。
時を経てからもう一度観たいと思える、味わい深い映画でありました。



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最終更新日  2009.08.24 22:26:35
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